妻より先に、おみやげが帰ってきた。

昼過ぎにピンポーン。ひょっとして宅急便、と思ったら、やはりそうだった。妻が岡山で買ってきた海の幸。それが一足早く届きました。段ボールを開けると、いかなごイカナゴ釘煮で有名ですが、そのイカナゴよりも遙かにでかい。イイダコ。後で妻は、いいが入っていないと言っていた。それでも、おいしそうじゃん。スズキの切り身。赤魚の切り身。赤魚って、赤魚鯛のことなんですね。さすがに瀬戸内は、いろいろな魚が多い。それでも妻は、今回はあんまり良いのがなかったといっていた。海のない、奈良からすれば、ご馳走だらけです。

夕方過ぎに妻は帰ってきた。なにより、陸はうれしそうです。妻が台所に立つと、その横でさっそくお座りして待っている。尻尾もブンブン振っている。昨日の私は、あんまり食べるものをあげなかったからね。今日から、またいつもの生活が始まります。妻はたった一泊しただけ、なんだけどね。陸は、やっと安心したのかな。

今日は、新聞のチラシがとっても多かった感じ。その中に、数々の不動産チラシが入っています。で、一枚のチラシの中に、築35年の2階の一戸建てが、1180万円。土地も200平米はあります。普通なら、更地にしちゃってもこの値段では売っていない。だから、解体することを前提にした価格なのでしょうか。安い。家だって30年とちょっとくらいで解体されたら、可哀想ですよね。劇的ビフォーアフターのように、美しくリフォームするといいかもしれません。1180万円です。だれかかってあげてください。駅から徒歩18分とちょっと遠いですが、奈良市です。奈良は、国のまほろば、と言いますから。