いつもの食事がおいしい。


今日は春のお彼岸、ということで、父と私たちはお寺に行きました。それに、今日は母の月命日の前日。ついでに、と言っちゃ何だけど、お墓参りもすませました。お寺の駐車場に車を止めて、墓地のほうに廻ります。ちょうどこの時だけ、雨が上がって、お線香にも火をつけることができました。なんて、ラッキー。墓地を見廻すと、至るところにお花が飾られている。いつもは無機質な墓石だけが並んでいるだけだけど、その間に赤や黄色、緑の葉がいっぱい望める。我が家のお墓の裏側に、小さな墓石がいくつも並んだお墓がある。そこにも、花があった。なんだか、ほっとします。でも、花のない墓の中には、墓を継ぐ人がいなくなっている家もあるかもしれない。お墓の継承って、難しいね。

さて、本堂に入って、おっさんと大勢の檀家さんとの読経が始まる。小一時間。眠い。お経って、眠くなります。でも、薄ら寒い。これで目が覚めます。そして、食道で料理が出て、ご飯が豆ご飯で上に土筆が2本乗っている。これが、なんともおいしい。高野豆腐は残してしまった。妻が作ったのなら食べるんだけど、やはり50数年の荒野豆腐嫌いは生きています。で、お寺を出ると、なんと雨が降っている。やっぱり、ラッキーだったんだ。お線香だけ、ちゃんと燃えて尽きてくれるといいんだけど。おっさん、というのは、関西独特の和尚さんの呼び方なんです。最初の「お」にアクセントがあります。河内のおっさん、ではありません。

ところで今日、午前11時前の奈良市内に入るとき、ちょっとだけ大宮通りの車は混雑していた。でも午後1時、帰るときの大宮通りはそんなに混雑していない。今日は連休の最終日だよね。やはり、観光を自粛している人が多いのかな。今日は雨が降っているけど、これからの奈良はいい季節なんですよ。ぜひ、祈りを捧げに来てくださいよ。昨日も今日も、いつも通りのおいしい食事がいただける。そりゃ、妻の腕もあります。でも、食事をおいしいと感じる、自分自身の健康があればこそなんですね。今日も無事に過ごせていることに、まずは感謝。そんな世の中にも感謝。自分勝手な人が多くなると、世の中のバランスが壊れるから注意しましょ。これからの日本、ちょっと心配だなあ。だからこそ、みんながしっかりと。


東京電力は、住民や農家への補償をきちんとね。
スーパーでは、茨城県産のホウレンソウを撤去しています。福島県の農産物に対しても、そんな動きがあるようです。今はホウレンソウだけかもしれないけど、やがては、米や野菜、肉類や卵に至るまで、不安視する動きが出てくるでしょう。千葉県旭市の春菊から放射性のヨウ素を検出したとか。今後、放射能によって、どれほどの食品破棄が行われるのか分かりませんが、東京電力はしっかりとそれらの被害を補償するように。避難住民に対しても同じです。彼らだって、住む家を追われたわけですから。

こんな時に、東京電力社員が社宅になんかに住んで、住民が避難所生活じゃ割が合わないですよね。東電社員は社宅を出て、原発避難民の住居として開放すべきじゃないですか。想定外だったから、事故が起きたんだ、じゃ〜すませれませんよ。

原発による被害補償額は、どれくらいになるのでしょうね。もちろん東京電力は責任者ですが、株主だって連帯責任を負うべきでしょう。いままで、一株配当60円を実施してきたでしょうけど、これからは被害補償のほうに廻しなさいね。配当などを渡したら、国民は東京電力を許さないでしょう。まずは、社宅を明け渡すことから、はじめなさい。それにしても、オール電化は考えものですね。こんなとき、プロパンガスは手軽なんだけど。阪神淡路大震災でも、家庭用のプロパンガスは、真っ先に復旧したから。プロパンは、インフラがないからね。これからは、プロパン発電も考えないと。