えらいこっちゃ〜、船が、車が、家が流されとる。

奈良に住む私たち。午後3時前ぐらいに、めまいがおこったかと思うぐらい、体感でゆっくりゆっくりとグラリグラリの揺れを感じた。妻はそのとき、なんだかめまいがすると言った。地震だよ。外にぶら下げているプランターが揺れているもの。これだけゆっくり揺れるんだから、震源は相当遠いな、と思った。テレビを妻がつけると、宮城沖ということだった。震度7になっている。そこで、私たちは、父のマンションに出掛けた。

父は、テレビをつけたまま、リクライニングチェアで居眠りをしていた。テレビは地震のニュースを淡々と流している。私は、その映像に驚いた。私は、父をそっと起こした。父は、ようきたな〜と私に笑いかける。私は、父さん、あれ、とテレビの方を指さした。しばらくテレビを見た父は、えらいこっちゃ〜、と声を出した。凄まじいです。地震津波被害地方の方々、心よりお見舞い申し上げます。まだ地震津波は収まったわけではありません。まだまだ余震も続いています。くれぐれもご用心ください。決して、くじけないでください。

まったく、なまず、治まれ。静かにしろ。いや、ごめん。なまず様。お願いですから、これ以上暴れないでください。私たちも、もっと大自然を大事にしますから。これ以上海を汚しません。できるだけ、空気も汚しません。明日から、毎日のタバコを1本減らします。だから、なまず様、暴れないで。お願い。皆さんも、協力してよね。でないと、また、ナマズが暴れますから。



国勢調査住民基本台帳の人口数値のズレ。
ちょっと前に、去年10月の国勢調査の速報値が発表されました。それによると東京都杉並区の人口は54万9723人です。多いですね。5年前より、2万人近く人口が上昇しています。でもね、去年10月に杉並区役所が発行した公報すぎなみによると、住民基本台帳に載っている人口だと、53万9156人なのです。なんと、国勢調査の方が、実態として1万人も多い。これは、どういったことなのか。たぶん、国勢調査だから、もれなくやっているでしょう。つまり、杉並区では、住民票のない住民が1万人以上もいるということです。さらにいえば住民税を払っていない人が、1万人以上もいることになるんですね。

これは、どういう人がいるんでしょうか。実は、私、30年くらい前に、奈良から出て東京でひとり暮らしをしました。でも、その時に、住民票は移さなかった。ま、面白くなかったら奈良に帰るから。そんな気軽な気持ちでね。でも結局、20年以上も暮らした。さすがに、東京での暮らしで、20年くらい経ったときに、やっと奈良から東京に住民票を移しました。つまり、それまでは、東京での選挙権もなかったわけですね。だから、そんな風に考えてみると、奈良の人口です。奈良市の公報では、去年10月の人口は36万8296人。でも、国勢調査では36万6528人。実態としては、台帳よりも1700人くらい少ないのですよね。だから、他の場所に移動していても、必ずしも住民票を移していない。そんな人が多いんですよね。だから、国勢調査住民基本台帳の人口数値のズレが、ちょっと気になりました。このズレって街の治安にも影響しているのでしょう。

でも、杉並区の誤差、1万人は多すぎますよね。その1万人はどんな人か。もちろん私のような、住民票を移動していない人もいるでしょう。それにしては多すぎます。その辺が、都会のおおやけにはできない闇の部分なんですね。日本には、様々な外国の人がいます。そのすべてが、住民として登録しているとは限らないんですよ。そう、東京って、そんな意味で胡散臭い街になりました。池袋の繁華街を歩いていると、理解できない言語が飛び交っていました。東京はアジアですね。だから、私は東京から離れることにしたんですよ。そんな意味で、うんざりでしたから。その点、奈良はいいですよ。大分だって、外国人は多かったから。大分には立命館なんとか大学があったからね。地元住民とトラブルもあったようです。国勢調査住民基本台帳の人口数値のズレ、ちょっと気になりましたから。