えろう肥えた、シェパードやなあ。

陸との散歩の途中で、顔見知りの愛犬家と挨拶を交わしました。で、その時、その人は、別の女性と立ち話をしていた。女性といっても、60歳前後のおばさんですが。そのおばさんに、思いっきり言われてしまいました。「えろう肥えたシェパードやなあ」と。顔見知りの愛犬家は、フォローしてくれます。「この子は、これでええんや」と。「いや〜、こんな肥えたシェパードは初めてや」。その声をバックに、私たちはその場からそそくさと離れる。りく〜、そんなこと、言われたよ。やっぱり、もうちょっと、痩せないとね。帰ってから、妻に話すと、大笑い。でも、この前の捻挫のこともあるから、4年前の、陸の写真をチェックしてみました。

う〜ん確かに、4年前は、ここまでお腹がタプンとしてないよね。最近は、竹輪を与えなくなりました。少しずつ少しずつ、ダイエットを心掛けていますが、いきなり「えろう肥えた」を言われてしまうとはなあ。私自身がちょっと傷つく。なによりも、陸の健康を考えないと。初めて、妻や陸たちと暮らし始めたことを思い出す。なんせ、犬と一緒に暮らすのは初めてだったから。だから、陸の望むように、欲しいものを与えすぎていたのかもしれない。でも、待てよ。私たちだって、食べ過ぎ、飲み過ぎは、あるんでしょうね。60歳に近づいている私だって、体重の維持には気をつけろということです。太るとメタボになっちゃうからね。あれっ最近、体重、量ってないや。ま、いいか。そのうちに。




茨木市にある広大な空き地。

近畿自動車道路の下の道、茨木市阪急電車の線路を東に越えたあたり、ドーンとだだっ広い空き地がある。こんなに広い場所に、以前は何があったのか。今後は、何ができるのか、とっさに想像した。道路沿いだからショッピングモール。いや、巨大マンション群。後で調べてみてわかったんだけど、両方ともはずれ。

かつてこの場所にはサッポロビールの工場があったらしい。で、この土地は立命館大学が購入したという。ひえ〜、大学ってのは儲かるんですね。そうか、いずれは大学キャンパスとなって、若者たちが勉学に勤しむんだ。でも、待てよ、茨木市大阪府立命館大学は、京都府です。大阪の私立大学には、関西大学があるではないか。って、ことは、関西大学はこの土地を買えなかったんだ。いよいよ立命館大学は、大阪に進出ですね。確か立命館大学は、滋賀の草津にもキャンパスがあったはず。立命館大学は儲かっているんですね。12万平米の土地、いったいいくらで買ったんだろうか。

ところで立命館大学は、日本で3番目に学生数が多い大学だそうな。2009年のデータですが、1位は日本大学で7万3000人。2番目は早稲田大学で5万3000人。立命館大学は3万6000人。ざっくり授業料や諸会費を年間100万円とすると、毎年360億円が大学にはいるのですね。こりゃ〜大学は儲かるはずだわ。あと膨大な卒業生から寄付金とか募ったら、これはウハウハですね。だからバブル時期から、自民党政権は大学の設立を後押しした。議員引退後は大学の理事になるためにね。で、そんな大学は、いまやほとんどが赤字経営で、風前の灯火なんですね。そんな大学に行ったら、就職はもとより、人生が台無しになりますよ。大学名を隠して、学歴詐称して高卒と偽る人も大阪市役所では何百人もいたんですから。

だから、立命館大学なら、ま、大学が潰れることはないでしょう。あ、そうそう、学生数ランキングの続きです。4位は慶應義塾大学で3万3000人、5位は近畿大学、3万2000人。6位は、明治大学3万1000人。7位は法政大学、2万9800人。8位は関西大学、2万9500人。9位は東海大学、2万9300人、10位は東洋大学、2万8600人。11位は中央大学、2万8300人。やっと国立大学が出てきます。12位は東京大学、2万7000人。なんですね。だから、そこそこ大学を有名にして、学生をがっぽりと囲い込んで、授業料なんかで儲ける仕組み。そんな大学に、私学助成金を出すなんて、なんか変じゃないですか。