就職率が94.3%の福井大学。

ちょっと前の朝日新聞の記事にありました。09年度の、大学通信による卒業者数1000人以上の、就職率ランキングで福井大学は堂々の2位だそうな。ちなみに1位は国際医療福祉大学で96.2%。3位は九州工業大学で93.9%、4位は名古屋工業大学で92.6%。5位は東京工業大学岐阜大学で91.3%だそうな。大学に進学して就職を確実に決めたいのなら、こういう大学を目指せばいいということですね。今春卒業予定者の大学生就職内定率は、昨年12月で68.8%とマスコミが大々的に取り上げていますね。おそらく最終的には80%には届かないでしょう。就職率94%の大学があるということは、60%に届かない大学もあるということです。

Fランク大学の定義に、・推薦入学比率が7割超え ・最近大学の名前が変わった ・大学名に「国際」「産業」「学園」が入っている ・毎年学部再編している ・同じ学問分野を扱う学部が複数ある ・抽象的な名前(創造、未来、情報、総合、環境、科学、キャリア・・・etc)やカタカナ交じりの名前の学部がある ・国内にも関わらず大学名がカタカナ ・1科目入試を実施していて、英語なしの受験ができる ・中退率が異常に高い ・入試倍率が1倍、またはそれ未満 ・模試で偏差値40台にも関わらずA判定 、というのがあります。こんな大学に入ったら就職は大変でしょうね。皆さん、こんな大学には決して行かないように。

09年度に、大学や短大の学校法人の4割が赤字決算だったそうな。630法人中の265法人が赤字だったということです。結局は定員割れが原因だそうな。Fランク大学だけでなく、Eランクも、Dランクも大学は厳しいのかもしれません。そんな大学が多いんでしょうね。かつての自民党政権が、レベルの低い大学をボコボコと創設して、大学生の質は低下した。そんな大学の理事に収まっている、かつての自民党代議士が多いんだよね。今は大学入試もたけなわです。関東だったら、マーチ以上。関西だったら関関同立以上です。就職目指すのなら、福井大学か、岐阜大学ですね。受験生の皆さま、頑張ってください。最近は、外国人留学生が、日本企業に好感をもたれていますから。なおさら、がんばってね。



ハッピーフライト、面白かった。

昨日の夜、テレビで「ハッピーフライト」という邦画をやっていた。全然、期待はしていなかったんだけれど、妻がおもしろいらしいよ、ということで一緒に見ることにした。ちょっと前に、テレビで放映していた「レッドクリフパート2」のしょうもなさに、ちょっとガックリしていたから、お口直しにお手並み拝見。

飛行機が飛び立って、トラブルで引き返すというシンプルなお話なんだけど、その飛行機の操縦、機体整備、発券、管制にまつわる様々なエピソードが盛り込まれていて、お腹がいっぱいというくらい満足度の高い映画であった。いあ〜、面白かった。どのシーンも緻密に計算されて次につないでいる。さすがに、やっぱり映画ですね。派手なアクションや、戦闘や爆破シーンがなくても、演技や小道具で十分に観客を引き込むことができますよね。

振り返って思うけれど、ハッピーフライトって、大いなる全日空の企業広告なのかもしれない。これを日本航空がやっていたら、今日に至る経営破綻なんか起きなかったのしれない、と思うのは私だけでしょうか。ハッピーフライトを見て面白かったために、日本航空ではなく全日空を選んだ人がいても不思議はないから。

そういえば、バラエティー番組で、やたらと食品メーカーの商品や、レストランテチェーンの商品が登場する番組、多くなりましたね。放送局も予算がないから、番組内で商品をピーアールするからスポンサーになってね、というのがあるのかもしれない。これって、大いなるやらせであって、広告にしか過ぎないような感じ。

で、ちょっとつぶやき。C1000タケダってドリンクがあったんだけど、いつのまにかハウスに変わっている。あのプラッシーが子どもの頃は好きだったんだけど、ハウスが売り出すとカレー味に思えてくる。東京の渋谷に、ハチ公ソースという、こだわりのソースが今もあるらしい。一度は試してみたかった。奈良県1区選出衆院議員の馬淵ちゃんはおべんちゃら質疑をしていると、きっこさんが失望していた。奈良県民の私だって、そう思う。次は投票しないから。きっこのブログは鋭い。