またひとり、喫煙者が減った。

昨日はひさしぶりに学生時代の友人たちと、神戸の三宮で会った。本当に奈良から神戸に行くのは便利になりました。阪神なんば線のお陰ですね。以前は、鶴橋でJRの環状線に乗り換えて、さらに大阪駅東海道線に乗り換えなきゃならなかったのが、1本で行ける。こんな楽なことはありませんよね。つくづく思うんだけど、どうして阪神は京阪じゃなくって、近鉄と結ぶことを選んだのだろうか。京阪こそ、阪神とくっつけたら、神戸と京阪三条が便利になっていただろうに。京阪だって、中之島まで伸びたけれど、乗客はいまいちなんでしょ。いまからでも遅くないから、阪神と線路をくっつけましょ。おっと、そういう話じゃなかった。

そうそう友人たちと三宮で会ったという話でした。他の4人のうち、3人は非喫煙者。このうち1人は3年前に突然タバコをやめて、ずーっと禁煙が続いている。これはいいことです。で、私以外の残りの1人が、4カ月前に禁煙を始めたという。なんでそうなったかというと、軽い気持ちで病院の禁煙外来を受けてみようかなというで予約を取ったらしい。当然の時期はタバコ値上げ前で、禁煙外来は予約でいっぱいです。予約が取れるのは、1カ月先。ところが、その時に予約キャンセルの電話が入り、明日ならOKとなった。

で、当日、診察を受けると、まずタバコを吸わないという誓約書を書けという。軽い気持ちなんだから、それは絶対できないと拒絶したらしい。で、息を測定した。吐き出す息によって、重度のタバコ依存か、軽度かがわかるらしい。友人は軽度の依存症だったらしい。診察が終わったら、飲み薬を処方されたらしい。医者は、タバコは吸ってもいいという。しかし、必ず飲み薬は続けるようにと、念を押したという。で、数日後、薬を飲み続けているうちに、タバコを吸いたくなくなったという。薬がなくなっても、その状態が継続して、今に至っているらしい。

なるほどねえ。真剣に禁煙を考えるんじゃなくって、ふと、軽い気持ちでやめてもいいかな、と思うことがいいらしい。確かにその友人も、イライラしたり落ち着かなくなってタバコを吸うんじゃなくって、なんとなく手持ちぶたさじゃなかった、手持ちぶさたで吸っているようでしたから。だから、せっぱつまってタバコをやめるんじゃなくって、軽い気持ちでタバコをやめるほうが、やめられやすいのではないかな。でも、私は吸っています。タバコをやめたい人、近縁が依頼じゃなくって、禁煙外来、いいかもしれないよ。