百楽の紙バッグの中は、とってもおいしいもの?

え〜っと、日曜日に出掛けたことはブログに書きましたよね。もう58歳の私は、ときどきボケなのかな、なんて思うこともしばしば。ま、昨日、陸と散歩したコースは覚えています。5日前くらいまでは、だいたい覚えています。でも、毎日、散歩には行っているのに、11日前とか、19日前とかはどのコースを歩いたか、覚えていないんですよ。ボケかなあ。皆さんも、朝の出勤はおそらく会社へ一直線でしょう。その会社からの帰りのことを、覚えていますか。ま、1週間くらい前までは、覚えていますよね。でも13日前、17日前、覚えているひとは少ないですよね。私もそうです。困ったものだなあ。なんて考えますが、しばらくすればそんなことも忘れてしまっている。ま、いいか。昨日の日曜日は、ちょっと用事で大阪に出掛けました。友人たちと相当遅い新年会をして、その帰り道。

ひとりの女性が私の真ん前に乗ってきて、座席に座りました、やおら鏡を取り出しメイクを始めます。目の前で見ている私はうんざり。10本の指には、長い付け爪が不気味に輝いてます。気持ち悪いなあ。10分ほどで、その女性は降りていきました。夜の8時過ぎ。今頃から化粧を車内で入念にするということは、デートでしょうか、お仕事でしょうか。それにしても、私はうんざり。その次の駅から、70歳前後のご夫婦が乗ってきて、私の斜め向かいに座った。奥さんが膝の上に手提げの紙袋を置いた。その袋には神宗と文字が印刷されている。神宗と書いて、かんそう、と読みます。おいしい塩昆布をつくる老舗です。私はこの老舗を全く知らなくって、ご近所から頂き物があって、その時に知った。すごくおいしかった。だから、神宗がすぐに分かったのですね。神宗をお土産に買って帰るとは、この奥さんは、きっとグルメなんでしょね。で、ご主人の方を見ると、百楽と書かれた紙袋を同じように膝の上に乗せている。奥さんが神宗を持っているのだから、百楽もどこかのお店で、その中にはおいしいものが入っているのでしょう。百楽の中身はなんだろう。私の頭の中でいろいろ想像するが、さっぱり見当もつかない。とにかく、神宗に匹敵するくらいのおいしさが百楽の紙袋の中にある、ということなんでしょう。奥さんとご主人の対比が、神宗と百楽の紙袋と見事に調和していました。だから、百楽が気になったのですね。

そんな中で、いよいよ私の降りる駅が来た。そして私は家に帰った。あとで、ネットで百楽を検索したけど、中華料理屋さん、くらいしか分からなかった。百楽のホームページも見つからないし。百楽の紙袋の中身は、肉まんなのかもしれないが、それもはっきりしない。袋の中は、なんだったんだろうね。そんなことも直ぐに忘れてしまうから、ブログに書き留めた次第です。