殿のネズミ退治。


昨日の朝のことだったらしい。妻が、さっきは大変だったのよ、と言う。猫の殿が、ネズミを捕まえたのはいいが、ネズミと遊ぶばかりでとどめを刺さず。妻が、袋を取りに行っている間に、逃がしたしまったとさ。どおりて、最近の殿は、何かを探すような、不思議な動きをしていた。パソコンを置いてあるその裏の狭い場所に入って、なにやらゴソゴソしている。ときには、ラックにのぼって何かを探しているような。

で、さっきも暗い部屋の冷蔵庫の前で、ずーっとお座りして、何かを待っている。殿にとって、何かが気になるのですね。ま、昨日、妻から散々怒られていましたから。どうして、私が戻るまで、ちゃんと抑えておかないの。どうして、逃がしてしまったの。今度は、ちゃんと捕まえてね。絶対逃がしたら、ダメよ。そんなプレッシャーからでしょうか。まさかね。でも、じーっと待っています。

しばらくすると、どたばたとテーブルの下で音がする。よく見ると、殿が小さなネズミを押さえている。でかした、と言いたいが、ネズミを離した。ネズミが逃げると、またすばやく押さえる、また、離す。ネズミは逃げるが、殿が押さえて、確かに遊んでいる。おもちゃと同じです。触ったり、こづいたり、するだけ。で、私がハエ叩きを持った。すると、殿はとっとと退散されました。おいおい、どこに行く。おまえは猫だろうに。で、隅に逃げ込んだネズミを私がハエ叩きでパシッ。はい、一件落着。との〜、ま、いいか。しぶとく、追い出してくれたんだから。ごくろうさま。でも、やっぱり、ねずみには、猫ですね。



2姉妹餓死、豊中市役所の対応は冷徹すぎる。
もう人々は忘れてしまったのかもしれませんが、私の頭の中には、遠い大阪の地のことなんだけど、こびりついている。どうして、この2姉妹は、餓死しなければならなかったのか。まず、執行官がなんども足を運んでいるみたいだけど、その窮状を見抜けなかったのか。執行官も訪問するのなら、何かの手みやげを、たとえば食物を持っていかなかったのか。

ところで、気になるのは、餓死が発見されてから、直ぐに豊中市役所が会見を開いていること。で、会見した市の大東幹彦高齢介護課長は「亡くなったのは残念。執行官が手紙を入れているので、本人から相談してくるのを待つことにした。執行官からの相談がもう少し早ければ、対応策を話し合えたかもしれない」と話した、らしい。なんかすばやく言い訳でマスコミに対応していることが読み取れる。

つまり、市の担当者はマンションを訪問しなかったし、民生委員に連絡することもなかった。なんにもしていなかった。待つことにした、ってのは、餓死するのを待つことにした、ってことですね。姉妹は国民保険や水道料金を滞納していたって、いいますが、かつては資産家だったわけで、市だってこの姉妹から結構な固定資産税を徴収したはず。で、滞納が始まってから、見捨てるなんて、豊中市役所は冷たすぎるよね。役所仕事は、待つことにしたですか。民間なら、まず動け。会ってこい、ですよ。市役所の職員って高給をもらっているんだから、それに見合った仕事をしなさい。さもなくば、給料をカットしなさい。どうせ、自治体だって赤字でしょうから。

豊中市役所がこんなに冷たいのなら、市民だって冷徹なのかもしれないね。豊中市って、1985年をピークに人口が減少しているんだよね。冷徹だから、住民はどんどん流出する。待つことにした市役所。2姉妹の餓死。それが今の豊中市を表しているのだろうな。いっそ伊丹空港を廃港にして、周辺の市と、新しい街づくりをはじめたらどう。そうすれば、街も静かになるだろうしね。騒音って、心を不安定にするからね。