折れてしまった箸。


妻が食事の準備中に、私の箸が折れているのを見つけた。ま、洗っているときか、食器洗浄機を使っているときか、何かに引っかけて折れてしまったんだろうけど。それで、今日の晩ご飯は、いつもとは違う箸を使った。でも、折れた箸にも、それを選んでくれた妻にも申し訳ないんだけど、いつもの箸というだけで、それほど愛着は感じない。私たちが結婚して、大分で一緒に暮らし始めた4年前に使い始めた箸。もう寿命だったのかなあ。ところどころ、塗りは禿げているし。ま、私だって、今までたいした箸を使ったことがないからね。

松屋もそうだったんだけど、最近の外食チェーンは割り箸じゃなくって、プラスティックの箸を使っているところが多い。これは、いい傾向です。エコですものね。でも、中華料理チェーンなどは、割り箸を使っている。洗う手間を省いているのだろうけど、その輸入木材の箸にこびりついている防腐剤、防虫剤の方が心配。

で、私も奈良にいます。たま〜に外食するのですが、その時に、ぴしーっと正目が箸に平行に伸びた、吉野杉の割り箸に出逢うことがある。もったいないと思うんだけど、それこそ料理に敬意を払いたくなる。箸を見た瞬間にね。それほど、箸って重要なんですよ。3年くらい前に、東京の佃島で、六角形の箸を作っている工房があった。3000円以上したと思う。でも、持ったときにいい感触だった。使い捨ての割り箸じゃなくて、10年、それこそ何十年と使える箸をじっくりと探しましょうか。すぐ壊れるものは、やっぱりダメなんですから。


阿久根市長選挙、始まりましたね。
官民格差の是正を柱にする、ブログ市長に対して、反対する支持者が新顔を応援する構図らしい。奈良に住んでいる私ですが、この遠い鹿児島県で行われている選挙はちょっと注目なんですね。ま、専決を繰り返して、独断で決めちゃっていることも問題ですが、市長派が4人で、反市長派が12人の市議会では致し方ないでしょう。何をやっても反対を喰らうわけで。でも、阿久根市の市民も、この市長を選んでおいて、なんで反市長派の市議を12人も選んだのだろうね。それが不思議だけど。この16人の市会議員こそが、市議としての仕事を本当にやっているのだろうか。

で、官民格差の是正というけれど、本当に都道府県や市町村の職員は恵まれているんですね。どこの自治体も財政赤字というけれど、職員はたっぷりの手当てをもらっている。まえに、このブログ市長阿久根市職員の給与を暴露していたけれど、それほど給料がいいんですね。そんなにいいとは、びっくりしたものです。和歌山県のどこかの地域が開発されて、家がどんどん建っているんだけど、家を建てられるのは役所の職員だけ、なんて話がありました。

話変わりますが、奈良県生駒市で、市議の定数を24から20人に、市議の報酬を30%カットするという議案が提出された。ものの見事に否決です。賛成したのはたったの3人でした。市議さんだって、自分の給料を削るのはイヤだし。自分たちの定数を削るのもイヤだ。で、そんな議員が結託して、自治体職員の高給を守っているのですよ。

だから、たぶん阿久根市もこんな構造なのかな。でも、2万3000人の阿久根市に市議が16人って多すぎやしませんか。奈良県桜井市は人口5万9000人で市議は16人ですよ。阿久根市は、市職員も市議も身を削ることをしていない。所詮は、そんなことだと思いますが。そして、なにより阿久根市に住みたい、暮らしたい、という魅力がなくなったら、人は出て行く。お年寄りだけが残される。ますます人は減る。阿久根市も、まずは市会議員の数を減らしたらどうですか。そうすれば支出だって、削減できるのに。そうしないと、阿久根市の人口減少が加速するだけだと思うんだけど。皆さんの、都道府県、市町村でも議員定数を見直してみませんか。きっと多すぎると思いますよ。国会議員だって、民主党衆議院定数を80人カットすると書いたのに、未だにな〜んにもしていない。民主党も口先だけですから。春の統一選挙はボロ負けするでしょ。でも、自民党もボロ負けしてほしい。なんにもしていないから。ま、住民が街の未来を決めることはできるんですけどね。で、阿久根市長選挙、どうなるでしょうね。