愛用の炊飯器に炊きムラができている。


なんだか炊飯器の調子がいまいちだと妻が言う。どうして、別にご飯は今まで通りでおいしいよ、と私。ほら、ちょっと見て、とご飯が炊きあがって湯気が立ち上る釜の中を見せる。普通は、ご飯が炊きあがると、真っ平らになるものだが、見ると所々が盛り上がっている。明らかに炊飯器の底の電熱線のある部分で熱の強いところと弱いところがある。つまり、ある部分は断線しているのだろう。それにしても、食べても分からないくらい、一応上手には炊き上げている。その辺は、炊飯器内部のセンサーとかで調節しているのかもしれない。

でもね、私本来は、ご飯を電気で炊き上げるのは好きじゃないんです。やっぱり、ご飯は火で炊きあげなきゃ。ガスなど強力な火で炊きあげてこそ、おいしいご飯が味わえるもの、と思っている。だから、私の独身時代は、木の蓋がついた小さな鉄の釜をガスコンロに乗せて、はじめちょろちょろ、なかぱっぱ。じょうきがでたら、あかごないても蓋とるな。水がなくなりそうになると、火を弱めにして耳をすます。ちりちりという音が小さくなったら、火を止め、あとはむらし。そのまま、20分くらい蒸らす。すると、ほんのり焦げの入ったご飯が味わえるのでした。もう、昔のことだけど。

で、その炊飯器はナショナルの一升炊きのSR-LB18という機種。妻はかなり長く使っている、ということだったけど、ネットで調べてみると2003年10月発売。つまり丸7年ってことか。まだ完全に故障したわけではないのだけど、こういう調理家電って7〜8年で買い換えなさいってことなのかな〜。最低、10年は普通に使えてほしいと思うのは私だけ。最近、みんながどんどん買い換えるから、それほどメーカーは品質を重視しなくなったのかな。ナショナルもパナソニックに変わったし。

それにしても5万円以上もする炊飯器って、標準価格米を極上コシヒカリのおいしさにしてくれるのだろうか。でも、中国の旅行者って、高級な炊飯器を買って帰るらしい。5万円以上もして、7年で壊れたら許さんぞ。ま、私たちは買わないか。そこそこ炊けて、長持ちするものを買いましょうか。でも、考えてみたら、ガスで炊く鉄の鍋なら故障はしないよね。落としても、鉄だから壊れないよね。鉄釜だから、鉄分の補給にもなるし。アルミなら、アルツハイマー症の心配もあるからね。写真は、昔炊いていた、その鉄釜です。懐かしいなあ。



そんなに安くないヤマダ電機のテレビ。
先日は、ヤマダ電機の折り込みチラシをつらつらと見ていました。我が家のテレビは、まだ地デジ未対応。見られなくなったら、どうするのかって?そりゃ〜、今年のアナログ放送の停波を先延ばししてもらいますよ。私のように、地デジ未対応のテレビを持っている人はまだまだ多いのですから。そんなわけで、アナログ放送終了の延期を切に望みます。あはは、せっかく、テレビを買い換えた人はいっぱいいるだろうけど、別に不便はないでしょう。アナログとデジタルを、今まで通りに流せばいいことですから。

そんな私でも、一応は買い換えを想定して、こうしてチラシを見ているんです。でも、なんで高いエコポイントの付くときに買い換えなかったか。それは、エコポイントの手続きが面倒だったから。私は極度の面倒くさがり屋ですから。これに、エコポイントに飛びつかなくても、半年経てばテレビって2割3割値下がりするのが当たり前ですから。で、ヤマダ電機のチラシに載っている、パナソニックの37型TH-L37S2が、ポイント10%の79800円。年末のジョーシンが75000円だった。8月にサティが73800円で売っていて、これが最安だった。つまり、ヤマダの方がポイントで安くなります。ケーズデンキジョーシンミドリ電化と比べると、おおむねヤマダの方が安いものが多い。でもね、ネットでビックカメラのサイトを見ると、同機種が79800円。同じ価格です。でもポイントが16%で、ポイント6%分、ビックがやすい。シャープの40型LC40DZ3Sは、ヤマダが13万8000円ポイント10%で、ビックが11万7300円でポイントが23%。必ずしもヤマダが安いってことにはならないのですよ。そりゃ価格コムと比較すれば、いくらでも安いのはありますが。

ところでビックカメラのサイトを見ていると、パナソニックの37型TH-L37C3が10万8000円でポイント13%。しかし予約となっている。これは、パナソニックが2月11日に売り出す新製品のようです。新発売でほぼ11万円、これは安い。新発売機種って、たいがい20万円は超えるものなのに、これはどうして?重さ14.5キロと、ほんのちょっと軽め。消費電力72Wで、Sシリーズの半分。これはいいですね。とりあえず狙い目ですね。もちろん直ぐは買いません。発売されて、半年たって、2割3割と値下がりしたら買いましょう。でもその時に、他のいい機種が、もっと省エネで、もっと軽くなって登場したら、気が変わるかもね。だからメーカーの方は、もっとテレビを軽く、薄くしてくださいな。で、安くね。

私がテレビを買うポイントは、まずそのテレビがいつ発売されたのか。重さ、消費電力がポイントです。で、発売されてから月日の経過によって、どれくらい値下がったのか。を見極めて買うのが良いのです。ほら、エコポイントに乗せられて新しい液晶テレビを買った人。その機種は今頃、エコポイント以上に値下がりしているはずですよ。そんなわけで、儲かったのはメーカーと家電量販店。お金を使ったのは消費者と、補助を出したお役所。これだって税金ですから。だから、私はエコポイントが廃止されて、もっとテレビが値下がったら買うことにしましょうか。もちろん価格の推移は、注意して見ています。パナソニックの37型新製品が、いきなり11万円ですよ。これからもメーカーは、もっと安い機種を出すことでしょう。そんなものです。消費者は、振り回されすぎですね。アナログ放送の停波、延長してくださいね。私はまだまだ、地デジ未対応テレビで頑張りますから。だって、まだきれいに映るもの。