売りに出された家。


しょっちゅう、土地や中古一戸建て、マンションなどの不動産チラシが入ってきます。その中の、一軒の中古住宅に目が止まりました。あれっ、この家は覚えがあるぞ、っと。古い住宅で、陸と散歩で、よく前を通っています。なんで、覚えているかというと、そのお宅には柿の木があります。その柿の木の下は、傾斜のあるコンクリートで道路面に続いている。ある秋の日に通りがかると、柿の実が、たわわに実っています。またしばらくして通りがかると、その家の前の路肩や、さらに下の道まで、柿の実が散らばっている。その前の道路も、坂になっていて、柿の落ちた場所によっては、数十メートルも転がることになる。

つまり、この家の人は、だ〜れも柿の手入れをしないんだと。確かに庭もあんまり手入れをしていない様子。玄関から、門扉まで手すりが付けられています。おそらく、ご高齢の方が住んでおられたんだなあ、と。きっと、もう、だれもいないんですね。息子さんか、娘さんのところに身を寄せていて、孫に囲まれて幸せな日々を過ごしているといいんですが。ま、それより、この柿の木に、手入れをしてくれる新しい住人が住んでくれる方が、木にとっても、家にとっても幸せなことでしょう。誰か、その家、買ってあげてくださいな。柿の木のある家です。奈良には、そんな売家が、結構あるんですよ。



子ども手当てが、パチンコ代に消える。
今年に支給が始まった子ども手当てですが、文部科学省の調査の結果、子どもに限定しない使途に使っている親が26%にのぼったという。極端な話、貰った子ども手当てをパチンコに使うようなものですよね。この調査は9月に行われたようです。で、何に使ったかというと、子どものための貯金が41.6%、子どもの衣類16.4%、塾などの学校外教育16.3%だそうな。ま、これは、いいんだけど、日常生活費に13.8%、家族の遊興費6.4%、ローンや借金の返済1.8%、大人の小遣いや遊興費が0.4%。だったらしい。でも、アンケートだからね。実態は、もっと深刻でしょ。

だって、このお金は子どものために使ってくださいね、と、親にお金を渡して、じゃ〜親は、そのお金をどうするか。そんなもの、自分の使いたいことに使うでしょう。子どもに対する暴力や虐待など日常茶飯事の今日です。ましてや不景気で、職を失ったり、生活保護を受けている世帯もあるでしょ。そんな親に、お金を渡したら、他のことに使うのが見え見えじゃないですか。本当に、民主党もお馬鹿な制度を決めたものだ。

ま、ともかく、私としては、とりあえず、やってみなさい。それで矛盾があるなら、即刻に中止して、他の手段を速やかに考えて実行すべき、と思っているんですが。とにかく、子ども手当てを、子どものために使えない馬鹿親が多すぎるということです。これじゃ〜、お金の無駄遣いですね。それこそ、高い出産費用とか補助すべきだし、保育園とかの施設をもっと充実すべきでしょう。小学校の35人学級も実現すべきだし。だから、もう、子ども手当ては中止して、子どもが伸び伸びと育つ環境を整えればいいんじゃないかな。パチンコ依存症の馬鹿親にお小遣いを渡すような、子ども手当ては、もう、やめませんか。

もちろん、すべての人が、子ども手当てをパチンコに使っているわけでないけど。でも、たとえ1人でも、子ども手当てをパチンコに使うような親がいるとすれば、これは大問題です。即刻、この制度は廃止すべき。むしろ、パチンコに使う親を突き詰めれば、様々な社会の諸悪があぶり出されるでしょう。パチンコ業界は売上げが20兆円を超えるほど、日本人の懐を蝕んでいる。子ども手当て、パチンコ、公営カジノ構想。すべてゼロから考え直した方がいいんじゃない。それにしても、最近、パチンコ台のテレビコマーシャルが多すぎるなあ。それほど、儲かっているってことです。