やっと、シーズン最初のおでんです。


去年は10月の終わり頃には、作っていたはずなんだけど、今年はなぜか遅くなって、やっとこさ昨日に作ることができました。おでんを作るのは、妻ではなく私です。そりゃね、たまにはね。あっ、でも、ゆで卵は妻に作ってもらいます。で、今回は、卵の空気のある場所に穴を開けてから、茹でてもらうことにした。テレビでその方法を紹介していたんです。穴を開けてから、卵を茹でると、茹でているうちに穴からお湯が入り、薄皮と卵本体の間に水分の膜ができて、皮をむくとつるんときれいにむけるらしい。だって、妻が作る、ゆで卵って、結構、表面がボロボロになっていることが多いから。私が以前やっていた方法は、卵が茹で上がったら、熱湯を捨て去って氷水をぶち込んで、卵を急速に冷やす。これだったんだけど。さて、穴を開けたゆで卵も、つるんときれいにむけたようです。妻も次回から、ゆで卵は、この方法でするという。皆さんお試しくださいね。空気のある丸い方に、穴を開けるんですよ。

大きなお鍋に、昆布を敷いて水から火を入れます。煮立ってきたら、大根とスジ肉を放り込む。しばし、灰汁取りじいさんに徹します。あらかた灰汁を取り終えたら、ここで昆布を引き上げる。この昆布は、妻がご飯の友を作ることでしょう。昆布を捨ててはいけませんよ。ここで、しゃもじに醤油3杯、味醂を5杯。調味料は、これだけです。あとは、薩摩揚げごぼう天、はも天、竹輪、はんぺん、妻手作りのがんも、こんにゃく、餅入りきんちゃく、厚揚げ、シャウエッセンのウインナー。悲しいことにシャウエッセンって、1袋に6本しか入っていないんですね。大きさもいろいろなのに、よく1袋6本138グラムにまとめますね。これが不思議なんだな。悲しいけど、シャウエッセンが一番おいしいから。陸の好きな鶏肉の骨付き肉。で、大切なのは、鰯のつくねと、くるんと一巻きしてあるパリンパリンのおでん昆布。これが、おでんの出汁の決め手なんですよ。昼過ぎから、作り始めて、ことこと煮込んで、夕食時間には食べごろになるって寸法です。今回は、スジ肉が良かったら、その日の夕食にはトロットロになっていたんだけど、本当においしいのは、次の日なんですね。大根もこんにゃくも、なにもかも、中までしっかり味が染み込んでいます。実は明日もおでんなんだけど、私はまったく飽きない。だっておいしいから。本当に、おいしいおでんなら、数日食べ続けても、飽きることはないんですね。


昨日のBS映画「天使」良かった。
相変わらず地上波というか、年末の民放テレビはバラエティ番組というか、スペシャル番組ばかりでうんざりします。なんとか、これから逃げる手は。こんな時のために、レンタルビデオ屋さんがあるんですね。そうか、だったら普段から良さげな番組やら、映画やらを年末年始のために、録画して溜めておくべきだったと、いまさらながら反省。

そこで、テレビ番組をじっくり見てみる。BS放送で、邦画をやっている。「天使」とな。深田恭子永作博美永瀬正敏などなど。まあ見てみるかと。さすがに、ほっこりとするお話。だって、天使だもんね。仮にも映画だ、しっかりと作ってある。テレビドラマの薄っぺらさとは雲泥の開きがある。BS放送が見られるって、こんな時に便利だわ。地デジ未対応のテレビだけど、BS放送、ケーブル放送は見られるのです。

さて、今夜のテレビも、M-1グランプリって、若者向けの漫才だから、60歳が近い私にはついて行けません。老人向けの漫才ってないのかなあ。ボクシングもフィギュアスケートも興味はないし。教科書クイズって、もっとシンプルにしてくれたらいいのに。どの番組にもつまらなさそう。また、BS放送ですね。

ところで今日、京都で全国高校駅伝の男子をテレビでチラリと見た。アフリカ人の留学生がレースの行方を左右しているのだ。トップに立てば、学校名は有名になるし、そもそも留学生は学校の宣伝のために来日している。こんな駅伝が高校のスポーツとしてふさわしいのか疑問が残るし、これを放映するNHKの姿勢にも疑問が残る。結局、NHKは学校宣伝のために利用されているのだから。だから今後の高校駅伝のルールとして、留学生は練習だけに参加し、試合の参加は禁止にしたらどう?