父が唐揚げを、お持ち帰り。


先日、お墓参りの帰りに、父と一緒に「なら和み館」という、和食のレストランに入った。ここは、店舗の半分以上がいわゆる奈良の土産物屋で、2階は団体客用のレストランになっている。ちょうどその日も、観光バスが2台、止まっていた。私が行くのは、ほぼ1年ぶり。で、私は父と同じく唐揚げ定食を頼んだ。以前行ったときは、妻も一緒で、その時は茶粥定食を食べたのだ。膳が運ばれてきた。私は、次々と鉢や皿に手をつける。う〜ん、そこそこおいしい。お造りも、なかなか、いいネタを仕込んである。ま、土産物屋さんにしては、そこそこ美味しいのがこのレストランの特徴かも。父は、メインの唐揚げを1つだけ食べた。で、ほかのものは結構食べている。私も、ほとんど食べ終わって、唐揚げは1つだけ残っている。ところが、父の唐揚げはほとんど残っているのだ。私は、父が頼んだ唐揚げを食べないことに、ちょっとイヤな感じ。食べないのなら、何で注文するのかなあ。もったいないのに。父は、鶏肉の唐揚げ以外を、あらかた食べ終わると、私に、その紙をとってんか、と、テーブルのティッシュを差して言った。2枚、3枚と取って父に手渡すと、父はその紙の上に、食べ残した唐揚げを盛った。なるほど、そういうことだったんだ。つまり、父にとっては、ここの唐揚げがおいしいことは知っていて、定食では全てを食べきれないことは解っていて、それで他のものを中心に食べて、唐揚げは残した。で、残した唐揚げをお持ち帰りにした、というわけなんですね。

思わず私は気持ちが安らいだ。好き嫌いの激しい父ですが、自分が食べたいと思うものは決してムダにしない。父も、食材は大事にしているんですね。そういえば、外食のレストランでよくありますよね。食べ終わった皿に、結構、材料が残っていることが。嫌いなのか。おいしくないのか。でも、もったいないですね。大量に残すくらいだったら、その店で食べなければいいのにってね。そういえば、かなり昔の子どもの頃なんだけど、父がよく折り詰めの箱を持って帰ったことがあった。今から思えば、宴会とかがあって、いっぱいの料理が出てくる。で、食べきれなかった料理を折り箱に詰めて、家に持って帰る、という風習だったかも。結婚式や、お葬式などでは、初めから折り詰めが用意されていたような記憶がある。だから、子供心に、その折り詰めが結構楽しみだったんですね。めったに食べられないおかずということで。これからは、おいしいお店に食べに行くときは、密封容器を用意していくといいのかも。それこそ、世の中は忘年会シーズンです。ご家庭のために、食べ残ったら、料理を持ち帰ったらいかがですか。でも、結局は、持ち帰るほど、おいしい料理のないのが、現実なのかも。本当においしい飲み屋さんなら、お持ち帰りのパックを用意しておけば、客も家庭円満につながるのかも。

ところで、「なら和み館」は、奈良ホテルの直ぐ向かいにあります。「なら和み館」は、「ホテルアジール・奈良」の系列みたいです。その系列レストランに西大寺にある「スペイン料理PICAPICA」があります。ふーん、コンセプトがわかんないんだけど。ま、おいしければ、良しです。





当たり前だけど、私立大学の4割が赤字。
この前の、「18歳の客人」のブログの続きです。彼女は、地元から遠く離れて、関西圏の公立大学に合格を決めた。で、彼女に聞いた。地元にも、国立の大学があるのに、どうしてそこへ行かなかったのかい、と。彼女いわく、その地元国立大学は、ちょっとレベルが低くって、都会の国立大学、もしくは、もちょっと都会の国立大学ならいいんだけど、とにかく合格できた公立大学の推薦を取れたので、そこを受験したらしい。でも推薦入試でも、4倍の競争率があったらしい。ま、ともかく、おめでとう。で、私立大学なんて、はなっから考えていなかったらしい。さすがに地方公立の進学高校ですね。

さて、本題です。私立大学595校のうち、なんと226校もが赤字経営になっているという。私立大学の収入は、学生の納付金が80%、国などから補助金が10%、入学の検定料が3%、残りは寄付金などで成り立っているらしい。今年の春は、結構、大学の入学者も多かったらしく、定員割れする大学が前年より減少したらしい。だから、今年は学生募集を停止する大学は少なかったようです。でもね、経営悪化が深刻化していて、下の中、下の下、に相当する100校くらいの私立大学はヤバイのですよ。

ま、地方の学生数が1000人以下で、歴史の浅い大学は、特にヤバイとされています。今年の春は、そういう大学でも、なんとか学生を確保できたみたいだけど。その代わり、そんな地方の大学では就職が苦労するでしょう。もし、高卒での就職が見つからなかったから大学に進学しようと考えているのなら、大学での就職活動でもっと高く分厚い壁にぶち当たるでしょう。就職を考えているのなら、本気で取り組みましょう。大学に行くのなら、卒業生がいっぱいいる、歴史のある大学に行くことですね。関東では、最低でも日大。関西では、最低でも近大、と言われていますから。それ以下では、就職がきっと厳しいでしょうから。数百万円も支払って、4年をムダにするなんて、もったいないですよ。

この前の、「18歳の客人」のブログの続きです。彼女は、地元から遠く離れて、関西圏の公立大学に合格を決めた。で、彼女に聞いた。地元にも、国立の大学があるのに、どうしてそこへ行かなかったのかい、と。彼女いわく、その地元国立大学は、ちょっとレベルが低くって、都会の国立大学、もしくは、もちょっと都会の国立大学ならいいんだけど、とにかく合格できた公立大学の推薦を取れたので、そこを受験したらしい。でも推薦入試でも、4倍の競争率があったらしい。ま、ともかく、おめでとう。で、私立大学なんて、はなっから考えていなかったらしい。さすがに地方公立の進学高校ですね。

さて、本題です。私立大学595校のうち、なんと226校もが赤字経営になっているという。私立大学の収入は、学生の納付金が80%、国などから補助金が10%、入学の検定料が3%、残りは寄付金などで成り立っているらしい。今年の春は、結構、大学の入学者も多かったらしく、定員割れする大学が前年より減少したらしい。だから、今年は学生募集を停止する大学は少なかったようです。でもね、経営悪化が深刻化していて、下の中、下の下、に相当する100校くらいの私立大学はヤバイのですよ。

ま、地方の学生数が1000人以下で、歴史の浅い大学は、特にヤバイとされています。今年の春は、そういう大学でも、なんとか学生を確保できたみたいだけど。その代わり、そんな地方の大学では就職が苦労するでしょう。もし、高卒での就職が見つからなかったから大学に進学しようと考えているのなら、大学での就職活動でもっと高く分厚い壁にぶち当たるでしょう。就職を考えているのなら、本気で取り組みましょう。大学に行くのなら、卒業生がいっぱいいる、歴史のある大学に行くことですね。関東では、最低でも日大。関西では、最低でも近大、と言われていますから。それ以下では、就職がきっと厳しいでしょうから。数百万円も支払って、4年をムダにするなんて、もったいないですよ。