最後のサンマは、1尾58円だった。


今日、スーパーに行ったら、鮮魚売場で生サンマが1尾58円で売っていた。私は妻に、これを買おうよと催促した。今年の夏は、あんまりにも暑くって、例年の8月にはサンマが、大体98円くらいで出回るのが、なんと200円くらいになっていた。最初のサンマを買ったのは8月9日。妻は、キレイだからと買ってきたが、全くおいしくなかった。キレイなんだけど、前年の冷凍物だったんですね。本当にサンマって不思議で、冷凍にすると、格段に味が落ちちゃう。見事なものです。だから、サンマが高い高いと思いながら、結局買っちゃた人も多いんじゃないでしょうか。

もう冬には入りましたが、生サンマです。ちょっぴり細くって、痩せていますね。でも、食べるとこれがおいしい。さすがの生サンマ。おまけに、今は58円と格安です。最初は庶民の味が高値、とか騒がれたけど、結局はマスコミのあおりですね。でもね、今シーズン、わが家でどれだけサンマを食べたかというと、その8月の冷凍サンマを皮切りに、9月は1尾だけ。この頃は、サンマが高かったですからね。10月も2尾。2週間に1尾の割合です。11月も2尾。で、12月は、たぶん最後の1尾です。サンマが不漁だと大騒ぎしても、結局は魚好きのわが家でも、トータルで一人あたり7尾しか食べてないんですね。

こんなにサンマはおいしいのに、結局はそんなに食べられていない。残念なことですね。でも、わが家は、今年最後のサンマとして、おいしくいただきました。もちろん、大根おろしをこんもり乗せてね。NHKのためしてがってんで、大根おろしをすりおろしてから、5分放置すると辛くなるって言っていたけど、それほどでもないですよね。やっぱり焼きサンマには、辛味大根が一番ですよね。それが、なかなかないんだな。また、来年です。



完璧な喪中ハガキは、1枚だけだった。
今年も、わが家に喪中ハガキが何枚か届きました。実は、私も去年は、母の逝去に伴って喪中ハガキを出した。後になって、気が付いたのだけれど、喪中ハガキにおいて数々の失敗をしている。喪中の知らせというのは、本来は薄墨で書くもの。つまり「喪中につき年末年始の、うんぬん」は、濃い黒ではなく、薄いグレーの色を使うべきものです。ま、私は去年、そうしたのだが、今年届いた喪中ハガキには、黒い色ではっきりと文面が書かれているものが多い。私は失敗したのは、郵便番号を書き入れる、7つの四角枠の色。これを、赤いままにしてしまった。これも、喪中ならばグレーの色を使うべきだったのですよ。

で、私の失敗、その2は、相手先の住所氏名を書くとき、またはプリントするとき。これも、濃い黒ではなく、薄い墨、またはプリントするときにグレーでプリントしなきゃならなかった。失敗だった。そんな思いを、反省に変えながら、届いた喪中ハガキを一枚一枚チェックしてみると、8枚のうち、完璧なのは1枚だけだった。一番多いのは、私も失敗したように、宛名面を薄墨、またはグレーにしていないんですね。次に多いのは、郵便番号枠をグレーにしないで、赤枠のままだった。ネットで、喪中ハガキのマナーを見てみると、必ずしもグレーにする必要はないと書かれていますが、やっぱり大きな間違いですね。届いた喪中ハガキを比べてみると、マナーに沿っているハガキは品があります。これこそ、品格ですね。品格は、突き詰めれば、格好良さに通じます。粋って表現も変ですが、1本、筋が通った清々しさを感じます。そういうものです。