父の、NT-proBNP値が、上がった。

先日、父の病院に付き添いでいき、医師から、この数値が気になるから、父の検査入院を勧められ、12月に、ってことになりました。NT-proBNP値が、9月では653だったのが、10月の血液検査では835に上がっていました。NT-proBNPが、なんであるか解る人は、きっとカラダに気をつけている人でしょうね。そう、これは、カラダ全体に血液を送り込む心臓の健康状態を計る指数なのです。

心臓って、寝ているときも、起きているときも、バクバクと動いていますよね。それは、24時間365日、心臓のおかげで、カラダ全体に血液とともに栄養を送ってくれているからですね。で、何か知らないけど、心臓に過度なストレスがかかることがあるんです。それは、高血圧とか、動脈硬化ですよね。ま、難しい説明はさておいて、心臓にかかるストレスによって心臓の細胞からproBNPが放出され、タンパク分解酵素によってNT-proBNPになって、血液中に放出される。

だから、この放出量が多いと心不全の危険サインなんですね。だから、父もちょっと不安かな、という感じ。ところで、NT-proBNP値。去年の10月末に、父がちょっと胸のつっかえがあって、病院に行った。その病院で医師は父を危険と判断し、直ぐさま専門病院に搬送した。結果として、そこでカテーテル治療をしたんだけど。その搬送して入院時の血液検査では、NT-proBNPが9325だった。その時、父はピンピンしていて、絶対安静といわれても、そんなあほな、というばかりであった。ちなみにちょっと調べてみたら、NT-proBNPが8000以上は、心不全を含む重篤な心臓病で、緊急の入院ならびに即時の治療が必要。だとさ。血液検査って解るんですね、健康状態が。

そうとうやばくても、心臓系の病気って無理をしてしまう。皆さんもご注意ください。で、NT-proBNP正常値は55以下です。55〜125は、心負荷あり、高血圧などの生活習慣病の疑い。125〜500は、心疾患の疑いありで、生活習慣病心不全を含む心臓病の疑い。で、父の数値、500〜1000は、心不全を含む心臓病の疑いで、心機能のチェックを行い、適切な治療が必要。だから、90歳の父は、検査入院ですね。でもね、もっと若い人、日頃から検査を受けてくださいね。私、20年以上、検査なんて受けていない。健康診断もしていないから。ま、いいか。