車の燃費、リッター14.4キロに改善。


9月の27日でした。我が家の自動車、ダイハツのムーブ、マニュアルシフトの軽四ですが、ガソリンを入れて、リッター当たりの走行距離を計算すると、なんと10.6キロ。なんでムーブって、こんなに燃費が悪いの。愕然としました。確かに残暑はきつかったから、涼しくするためにできる限りエアコンは効かせていた。でも、燃費が10キロちょいとはガソリンを食べ過ぎてやしませんか。その後は、私が走るときは、できるだけシフトダウン。ギアを落としてゆっくり走ったっていいではないか。バックミラーに後続車が目一杯にしっかりと映っている。でも、ふん。ツリーにストライプです。気にしません。発進するときも、なるべくゆっくりふかします。

その甲斐があって、先日、ガソリンを入れて、走行距離を計算すると、リッターが14.4キロに改善していました。ガソリンを使わない走行、やってみるものですよね。で、振り返ってみると、8月が11.36キロ。7月が12.3キロ。6月が14.9キロ。5月が14.2キロ。4月が13.6キロ。3月が14.3キロ。2月が13.2キロ。1月が12.3キロ。冬も暖房で燃費が落ちるけれど、夏は冷房で燃費がやっぱり大きく落ちる。ま、車の暖房って、エンジンの熱を利用しているわけだから、夏より冬の方が燃費がいいってことなんでしょうね。いや〜、ガソリンを使わないように、適度にゆっくり走りましょうね。爆音を鳴らして走る車は、エコの最大の敵ですから。

写真は、奈良の平城宮跡大極殿で行われている儀式のようなものです。かつて、私はトヨタスープラを乗っていました。燃費は7〜8キロくらい。今から考えれば、無駄飯食いの馬鹿者ですよね。エンジン音だって大きいし。だから、二度とそんな愚かなことはしません。しませんは、ストライプです。オヤジギャグっと。



林貢二や、この裁判員たちを、私は絶対、許さない。
そう、私とは、耳かき店店員だった江尻美保です。ちょっと割のいいお仕事で、楽しかったんだけど、嫌な男に付きまとわれちゃった。林貢二って、私より20歳もオヤジの中年男だよ。仕事じゃなかったら相手にしたくないような男なんだ。そんな男に、私は殺されちゃったんです。もう思いっきり痛かった。私は死んじゃったからしょうがないんだけど、この男は私の大好きなおばあちゃんまで殺しちゃった。なんでおばあちゃんまで殺さなきゃならないのよ。芳江おばあちゃんは、美保ちゃんはどんなお嫁さんになるのかね〜、なんて楽しそうに笑っていたけど、私はまだまだ先よ。もっとしたいこといっぱいあるもん、と答えていた。だって、おいしいもの、いっぱい食べたいし。いろんな所を旅したいし。外国だっていきたいわ。今はこんな仕事だから、ちょっと彼氏も作りにくいけど、もうちょっとお金を貯めたら辞めるんだ。変な人にも付きまとわれるからね。かなり接客に慣れたから、今度はブティックかセレクトショップで働きたいな。そこだったら、もっとまともな出会いがあるかもしれないでしょ。そりゃ私だって結婚もしたい。子どももほしい。素敵な旦那さんと幸せな家庭。ほ〜ら、夢はふくらむでしょ。なんてったって21歳だからね。若さだよ。夢いっぱい、21歳の美保で〜す。なのに、林貢二って嫌な男が、私の人生の夢をすべて奪っちゃった。え〜ん、悲しい〜。悲しいんだけど、涙も出ないの。そう、カラダがないから。今、私にあるのは心だけ。それでも、私にはすべてが見えます。カラダがないのに見えるってのも変だけど、感じるんです。わかるんです。

で、昨日、私たちが殺された事件の裁判、その判決がありました。ええ〜、なんで無期懲役なの〜。私たちが殺されてしまって、犯人のあいつがこの先も刑務所の中でのうのうと生きていくわけ〜。そんなの、許せない。特に裁判員の人って、変じゃない。だんだんとあいつの様子が変わっていった。反省が深まったって〜。冗談じゃないわよ。あいつが、私を殺すときはどんな形相だったか。私は、あいつがこの世の鬼に見えたんだから。そして、鬼を見たときに命が消えるのもわかった。そんな鬼のあいつが反省したって、私はもうこの世に二度と戻れないのだから。今、生きている人って、死んだ人のことをどんどん忘れちゃうんだよね。裁判官、裁判員、検察官、弁護人。み〜んな、私、江尻美保や、芳江おばあちゃんのことなんか、これっぽっちも考えていないんだよね。だから、林貢二を無期懲役って、甘すぎるんだよ。もう、裁判官、裁判員、検察官、弁護人、み〜んな許さないからね。化けて出てやる。思いっきり呪ってやる。それこそ、心の中に付きまとってやる。あ、これなら得意かも。だから、林貢二を死刑にして、とっととこちらの世界に寄越しなさい。思いっきりとっちめてやるんだから。

などと、お亡くなりになった江尻美保さんは、思っているのではないでしょうか。今回の裁判員裁判は、ちょっと無理がありました。裁判員の方は、死をもって、という判決に躊躇したようです。普通はそうですね。じっくり考えれば、考えるほどそうなります。しかし、被告人は2人を非情にも殺害しました。殺害された方には、ご無念をというしかありません。死に至らしめる行為。裁判員はこれを拒否し、被告人は実行した。この判決によって、愚かな犯罪が助長されないことを望むのですが、逆効果だろうな。日々、愚かな犯罪が繰り返されている。人の倫理概念があまりにも低下しすぎたからです。日本の秩序が徐々に崩壊しているのかもしれない。それから、評議に至る経過などに守秘義務が課せられています。どうして秘密にしなければならないのか。私なら、守秘義務があるような裁判員は絶対に拒否します。でないと、審議や評議の重さに自分自身が押しつぶされるでしょう。誰かに、意見を求めたいこともあるだろうに。グチをこぼしたいこもあるだろうに。皆さんは、この判決をどう思いますか。私なら死刑が妥当だろうとも思うし、大半の人もそうです。でも、裁判員になってみると、死刑を回避するんですね。だからこそ、守秘義務を撤廃して、裁判員の荷の重さを開放してやりませんか、そこから始めないと、裁判員自身の心が潰されますよ。