ピンポ〜ン、パン屋です。


毎週の決まった曜日に、そのパン屋さんは、我が家のインターホンを押すそうな。そうです、パン屋さんの移動販売。軽自動車の後部に、いっぱいのパンを並べて、様々な住宅地を販売しながら廻っているそうな。妻は、パンが好きなので、その時は必ず何かを買っている。で、ふと気になった。先日の新聞記事で、膨張剤やベーキングパウダーにはミョウバンが使われていて、ミョウバンの中に含まれているアルミニウムが、幼児にとって取りすぎになるという。すぐに、そのパンの原材料表示をチェックした。良かった、膨張剤やベーキングパウダーは使っていない。もちろん、ベーキングパウダーにもアルミフリーのものはありますけど、念のため。無添加パンを売るお店は、アルミ入りの膨張剤や、ミョウバン入りのベーキングパウダーや、トランス脂肪酸の入った食用油は使わないそうです。

ところで奈良でも、移動販売車があるのはいいことですね。こちらでは、肉屋さんとか、豆腐屋さんとかをよく見かけます。大分にいたときは、魚の移動販売があった。さすが大分です。私が東京にいた独身時代は、八百屋の移動販売をよく利用した。だって、野菜って結構重いでしょ。大根、ニンジン、たまねぎ、じゃがいも、卵、なんかを買ったら相当な重量ですよ。それが、玄関を出てから直ぐの所で売っていたから、近いし、重いものを延々と持って帰ることもない。だから、お年寄りにとってはいい方法だと思うんだけど、八百屋の移動販売。ショッピングカートをひいてとぼとぼと歩いているお年寄りがいる。近くにスーパーがあれば、それもできるけど。奈良は車社会になって、郊外にスーパーはできるが、駅前はさびれる。駅前の八百屋さんこそ、移動販売をすればいいんじゃないかな。でも、奈良って大仏商売の人が多いから。


野村の呪いを消せるか。楽天星野新監督。
去年2位だった楽天を最下位に落としたブラウン監督は、いったい何だったんだろう。彼は、何をしたのか。彼は、何もしなかったのか。ただ言えることは、野村監督が楽天を去って、楽天球団はそれほど注目されなくなったということ。野村さんは、俺がいなきゃ、最下位に逆戻りだろうよ、と言いたかったに違いない。で、結果として最下位になっちゃった。さて、野村さんは、今度の星野監督就任をどう見るのだろうか。また、最下位を期待しているだろう。

やっぱり星野さんは、田淵くんを引っ張り込むんですね。しかし年俸1億5千万円の1年契約。なんで複数年契約をしなかったのか、疑問が残る。北京オリンピックの敗戦を引きずって、いまいち自身がないのだろう。最下位なら1年でさよならして、5位以上なら、また1年の再契約って寸法かもしれない。でも、そんな自信のなさで、監督を引き受けるという。まとまったお金が欲しかったのかな。星野さんは、お金にはシビアというから。

それにしても仙台の球場は、収容人数が少なすぎないかい。2万とちょっとじゃ選手たちがかわいそう。せめて3万人以上収容できる球場が必要だと思うんだけど。ま、なんにせよ来年は最下位から脱出できるか。野村さんの俺じゃなきゃ、最下位だよ、と言う呪い。ま、星野新監督のお手並み拝見。でも、野村さんは、なんで阪神で3年連続最下位だったんだろう。それだけ阪神って、難しいチームなんだろうな。その阪神を優勝させた星野さんですから。さあ、どっちにころぶか。


熊が住宅地に出没するのは、やっぱり人間が悪い。
月曜日の朝日新聞は、熊の記事でなかなか面白かった。社説にまで、熊の大量出没を取り上げていて、人と動物の、共生の回復へ解決策を探ろうとしている。同じ日の紙面にも投書があって、熊の射殺では何も解決しないと、投書主は怒っている。で、投書主は、山に暮らすおばあさんから聞いた話を紹介している。

昔から山に暮らす人は、人と動物の境に動物のため、実のなる木を植え、畑を作っていたのだそうな。その場所までが、動物と人間の境界だと教えるためで、実際に熊はそこで食べ物を食べて山に帰っていったというらしい。うん、確かにこのような話は聞いたことがある。熊だって山の神の化身だと言われているところもあるから。

で、熊の肉は棄てるところがないというぐらい、いろいろ利用されているという。肉自体は硬いけれど、味噌汁や味噌煮込みにすると歯ごたえがあって、結構おいしいらしい。中華料理に熊の手の料理ってのがあって、超高級料理らしい。そういえばロシアで熊の手の密猟品を摘発なんて記事がありましたね。日本ではどうなのかはわかりませんが。

人間の勝手な都合で、やがて熊も絶滅に追い込まれるかもしれない。かつて存在した日本オオカミも、絶滅してその結果、猿や鹿がのさばるようになった。熊が絶滅すれば、もっと猿や鹿、猪がのさばるかもしれない。野山が荒れ放題になって、生き物が少しずつ歪んでいく。すべてが絶滅してからでは、遅いと思うけど。かわいそうな熊です。