駒大付属岩見沢高校の閉校。

夏の甲子園に何度も出場した駒澤大学付属岩見沢高校が2012年度から生徒募集を停止し、在校生が卒業し次第、閉校するとのこと。いや〜びっくりしました。もっとびっくりすることは、2001年から定員180人からの定員割れ状態が続いて、ちなみに今年の新入生はたった74人だったらしい。甲子園出場校といえど、高校運営は冬の時代に入りましたね。そりゃ、少子化で高校の入学者がどんどん減ってくるんですから、当たり前といえば当たり前ですよね。でも、ここまで入学希望者が減少したのは、何かワケがありそうです。ま、それはさておいて。

さ〜て、これからは進学する高校もしっかり選ばなければなりません。定員割れしているような高校は、これからは確実に閉校の憂き目にあうでしょう。だって生徒数が減っているのですから。大学付属とか、大学との提携高校もあやしいですよね。特に近年になってから、大学との提携を結ぶ高校が増えています。その高校に入学できたら提携する大学にすんなり入れる、という幻想があるようです。実際は、必ずしもそうではないみたい。勉強を頑張るか、親にたっぷりの寄付金を出してもらうかですよね。私立高校って、所詮は金次第です。

だから、中学生の皆さんはしっかり勉強しましょうね。少しでもレベルの高い高校に行っておかないと、後で苦労しますよ。または、私の9月27日のブログで紹介した、就職率100%の奈良県立王寺工業高校のように、高校で挨拶を含めた礼儀正しさなどを徹底して教育し、いち早く社会人としての対応力を身につけることができる。そんな高校を選ぶべきです。高校に入学したら、その年に閉校が決まったなんて、なさけないでしょ。誰でも入れる定員割れの私立高校を選ぶと、そんなことにもなりかねませんよ。閉校なんて、ショックでしょうから。大学だって同じです。