キリンの秋ビール、秋味がたまらなくおいしい。


キリンの秋味、本当においしいですね。風呂上がりのいっぱいがたまらなく爽快。キリンのラガービルよりもキレがあって、苦みがとってもいい感じ。去年は買うチャンスがなかったので、2年ぶりの秋味はたまらないおいしさです。でも、ビールをおいしくしてくれるのは、やっぱり暑さなんですね。外から帰って、汗がまとわりついたカラダを、風呂のお湯で流し、どっぷりと湯船に浸かる。暑いから、また汗が出る。もう頭の中には、風呂上がりのビールのイメージがくるくると。で、カラダ洗って、湯船でまた汗を出して、ここが限界で風呂を出る。バスタオルで噴き出る汗をぬぐいながら、冷蔵庫の秋味に取り出し、プシュー。そして、ゴクンゴクン。もう、たまらん。汗を拭き拭き、さらにゴクン。旨いっ。本当に、ビールは旨い。

でも、2年前はこれがいつもキリンの一番搾りだった。ところが味が変わっちゃったんだよね。麦芽とホップだけにするから。変なクセがついちゃった。まるで、おいしくないサントリーのモルツみたいな味にそっくり。ビールって、適当に米やコーンスターチを加えるから、あの旨さがあるのに。そんなわけで、もう二度と、一番搾りは買っていません。しかし、そんなビールの季節も、だんだん終わりに近づいている。私にとってビールは、風呂上がりの限定ですから。だらだらと汗が流れるからビールがおいしいんです。だから、9月のつい先日まで暑くて、ビールがおいしかったけど、とうとう秋が来ました。今年の夏は暑すぎて長すぎたけど、飲むビールをおいしくしてくれたから、ちょっぴり感謝かな。そして私のビールの季節も終わりです。だって、暑くなけりゃ、ビールはおいしくないもん。あくまでも、ビールです。

ところで、そのキリンの秋味ですが、思わず間違えそうになった缶製品があるんです。サントリーの秋楽。たいして注意をはらってなければ、間違えてとっちゃいますよ。天下のサントリーが、こんなまぎらわしいデザインにするかな。最近はサントリーもレベルが落ちたのかな。もちろんこんな発泡酒なんか買いたくもないですから。アルコール分6%まで似ているんですね。サントリーも二番煎じをするとは。残念だなあ。結構好きなメーカーだったんですよ。ウイスキーなどはね。

住んでみたい街って、いつまでそうなのかな?
マンション購入意向者に聞く、住んでみたい街アンケートの首都圏2010年版の発表があった。もう私は奈良の田舎に引っ込んでいて、別にマンション購入希望者でもないので、関係はないのだが、ちょっとデータだけは気になる。そりゃ、かつて東京の杉並区に住んでいたからね。1位吉祥寺で、2位が自由が丘、3位が横浜。この辺は不動だそうな。なるほど、交通の便がいいからね。ま、共通して言えるのは、スーパーやおしゃれな飲み屋、飲食店があり、生活には不便はない。5分も歩けば街並みも、そこそこ落ち着いている。4位が二子玉川で、5位が恵比寿、6位が広尾で、7位が鎌倉。

ちなみに私なんぞは、もう東京に住みたくないと、3年前に東京を飛び出した。50もとうに過ぎての結婚を機会にだが。そして、私のブログを読んでいる人はご存知だと思うが、妻の連れ子が2匹いる。猫の殿と、犬の陸。そりゃ、吉祥寺、自由が丘、横浜にお住まいの方で、犬や猫を買っている人もいらっしゃるだろうが、とても東京の環境では、彼らを住まわせるわけにはいかない。なんせ2匹は、田舎育ちだから。

ま、マンションの購入希望者だから、30代くらいのダブルインカム・ノーキッズを想像するのだが。ま、部屋飼いのネコちゃん、ワンちゃんがいても不思議はないが。でも住んでみたい街に、マンションを買って住んで暮らして、新しい家族が増えて、それでマンション暮らしって、どうなんだろう。新しい家族の子どもにとって、本当に暮らしやすい街なのかな、とも思ってしまう。で、8位が目黒で、9位が神楽坂、10位が中目黒。

ここで、ふと思ったんだけど、山がないんだよね。近くに山が。私も杉並区の浜田山に住んでいて、晴れた日に井の頭通りの西の方を見ると、遙か向こうに高尾山あたりの山並みが見える。それから、東京には富士見という地名が多いように、ビルとかがなければ、遙か向こうに富士山が望める。3年前に住んでいたマンションからも富士山が見えました。でも、遙か先です。東京は、だだっ広い平坦地が続きすぎて、小山や丘などの変化がないんだよね。ま、東京にこだわるのなら、別にどうでもいいことだけど。でも、関西なら神戸とか大阪なら、山は直ぐそばにあるんだよね。

そして、住んでみたい街に住んでみたとしよう。でも、その満足、充実感がいつまで続くのだろうか。家庭を持って、子どもができて、子どもが大きくなり、学校に通って。その子どもは、その街に満足するのだろうか。やがて、その子どもが独立して家庭を出て、再び夫婦ふたりだけの静かな生活に戻ったときに、どんな感慨を生むのだろうか。やがて、孫たちが訪れ、夫婦も老いる。その街は、二人にとって最適な環境なのだろうか。知ったことではないが、人生は長いのだから。