ベッドにのぼった陸。


雨が降るという天気予報が、いつの間にか曇りマークなどにかわって、傘マークが消えてしまった。あ〜あ、今日も雨が降らないね。あんまり涼しくならないね、と思ってベッドに入った昨日の夜です。夜もかなり更けてあと数時間で朝という時に、南の方から遠雷が聞こえて、私たちは目が覚めた。遠いけれど、ゴロゴロと音が聞こえる。閃光も光っているようです。雨が降るかもしれないね、と私たちが寝ぼけながら会話した。すると階下から、タシタシと音を立てて、陸が階段を昇ってきた。で、いきなりベッドに上がって私たちが寝ている上を歩き回る。陸、外に出たいの、と妻が言う。そうでもないらしい。

いったん、ベッドの私たちの間で伏せをした。ゴロゴロと音が聞こえる。また立ちあがって、今度は窓から南の光っている方を不安そうに見る。陸〜、見たってしょうがないんだから、おとなしく寝なさい。妻が言う。どうも、本当に恐いらしい。陸をなだめながら、私たちの間に寝かしつけた。3人がまさに川の字に寝ているが、陸は落ち着いていない。ハアハアと息だけが荒い。しばらくして、ザーッと雨足が来た。すずし夜風が入ってくる。雨は10分くらいで止んだ。やっと陸もベッドから降りてくれた。夜の雷は人騒がせじゃなくって、犬騒がせです。といっても、自然現象だからしょうがないんだけど。真っ暗の夜の雷鳴。陸には怖かったんだろうな。

でも、その寒冷前線の通過で今日は涼しくなりました。いや〜、今日の夜は心地良い。


世界一高い、日本の国会議員の歳費。
サラリーマンの給料にあたる国会議員の歳費は、毎月で129万7000円。さらに6月と12月に期末手当が支払われて年間では635万円。この他に文書通信交通滞在費として月に100万円が支払われる。政党に所属していれば立法事務費として月に65万円が支払われるとさ。これらを単純に合計すると1カ月で294万7000円の収入となり、期末手当を合わせると年間では4174万7000円になる。日本の国会議員の給料って凄いですね。ちなみにアメリカでは1700万円。イギリスやフランス、ドイツでも1000万円前後だそうな。

今、民主党の党首選挙をやっていますよね。どうでも、いいことなんですが、たぶん菅さんに決まりそうだからね。おっと、そういう話ではなく、民主党って、前回の衆議院選挙のマニュフェストで、衆議院定数を80人削減するって、言っていましたよね。80人を削減したら、約32億円の節約になるんです。ほんとうなら比例区の180人を削減すれば、70億円以上の節約になる。参議院もあと42人を減らせばいい。それで16億円以上の節約っと。

あと、都道県議会議員の定数や、市町村議会議員の定数も、地方自治法によって上限定数とかが決められていますよね。たとえば奈良市だと人口36万人で市会議員の定数は39名です。地方自治法で市の場合、人口が30万〜50万未満は上限定数を46人にする、となっていて、奈良市はそれを満たしているのですが、でも39人って多すぎる感じ。30人くらいが妥当な線だと思う。だから、この地方自治法91条も90条も、時代に見合った定数に変えなくてはと、思うんですが。

でも、議員たちが自分のクビを閉めるわけないですよね。しかし、そんなことを言っていると、いつまでたっても議員定数は減らない。だからこそ、まず国会議員が自分たちの定数を削減することが、強い影響を与えると思うんだけど。だから早く、衆議院の定数を削減しなさい。削減数が100人で、180人でも多いに越したことはないんですよ。比例区なんて、必要ないですよね。ミニ政党なんて消えてもらっていいんですから。新党大地も消えてください。鈴木さんも。