タコです。真っ赤に茹で上がりました。

今日は、朝に妻の着替えの荷物が届き、夕方にもまた、宅配便の荷物が届く。なにそれ?と聞くより、段ボールから、ちょっぴり生臭い匂いが拡がる。なるほど、やっぱりそうか。そりゃ、そうですよね。海のない奈良県から、せっかく海があって瀬戸内海の魚介が豊富な岡山県に帰ったのだから、妻は見逃すはずがありません。タコです。タイです。メバルですと、段ボールから次々と海の幸が飛び出す。

で、妻はさっそく、トレーに入った朝獲れタコを茹で上げる。白っぽくって、汚らしそうな色合いのタコが、茹でると見事においしそうな赤になった。う〜ん、不思議なものです。茹でると、ちゃんとタコらしい形をしている。で、さっそく酢の物になりました。最近のタコと言えば、モロッコ産とか、モーリタニア産とか、国産にはお目にかかれませんが、瀬戸内はこんなのがスーパーに並んでいるのですね。タコはさすがにしっかりした歯ごたえで、でも決して固くはありません。噛むとほんのり旨味がある。そういえば回転しない、ちょっと高めの寿司屋さんのタコも、噛むほど味わいがあった。やっぱり瀬戸内のタコは味が違います。だって、たこ焼き屋のタコって、おいしくないもんね。国産タコを使っていないから。だから、たこ焼きを食べたいとも思わなくなったから。昔のたこ焼き、おいしかったもん。懐かしい思い出です。

そんなわけで、明日も何かの魚介が登場することでしょう。瀬戸内の魚介は猛暑でも大丈夫みたいで、安心しました。一日遅れだけれど、獲れたてを茹でる、新鮮なまま調理できる。冷凍技術がいくら発達しても、魚介は新鮮なものが一番ですね。さて、明日が楽しみ。