スーパー熱帯夜という言葉。

熱帯夜というのは、最低気温が25度を上回った夜のことをいいますよね。で、お天気キャスターの森田正光さんが、一日の最低気温が27度を上回った日は、スーパー熱帯夜と呼んでいるそうな。なんかそんな言葉が作られることが、異常気象を物語っているような。猛暑日だって、新しい言葉ですよね。今年は、どこも40度以上を記録してないから、いいけれど。40度以上の日は、なんて言うんでしょうか。酷暑日かもね。45度以上になったら、死暑日ですよ。ま、私が生きているうちには、そんな日が来てほしくないけれど、地球がこの調子なら、日本にも出現するかもね。

で、新しい呼び方のスーパー熱帯夜のお話でした。残念ながら、奈良にはそんな夜はありません。今年8月の奈良の熱帯夜は8日。つまり熱帯夜でない日は12日。最低気温27度以上の日は、もちろんありません。だって、奈良の夜は涼しいもん。去年8月、奈良の熱帯夜は、たった1日だけ。2008年8月の熱帯夜も1日だけ。やっぱり今年は異常に暑いんだね。ちなみにすんごく暑かった1994年の熱帯夜は、10日もありました。今年は奈良でも、記録更新かもね。しかし、奈良では依然とスーパー熱帯夜はありませんから。参考にお隣の大阪、今年8月の熱帯夜は18日。つまり熱帯夜でなかった日は2日だけ。その中でスーパー熱帯夜の最低気温27度以上は12日。でもそのうちの半分は28度以上なんですよ。ちなみにすんごく暑かった1994年8月、大阪の熱帯夜は25日あったんですね。スーパー熱帯夜は18日です。それでも大阪市は人口が増加しているんだから、不思議です。

まだまだ暑い日は続きます。工夫して夏を乗り切りましょうね。いや〜暑い暑い。たま〜に涼しい夜風が入ります。たま〜にです。でも、都市部は都市計画をしっかり考えないと、ますます気温が上昇しますよ。ビルの屋上緑化なんて、焼け石に水ですから。ま、この夏が、熱暑の新記録にならないことを祈るばかり。本当に、都心は、打ち水さえしないんだから。そりゃ〜、暑くなりますよ。