ねばねばモロヘイヤで、猛暑を乗り切る。


先日は、大和路へぐり道の駅、くまがしステーションへ野菜の買い出しに行った。さすがにスーパーと違って、いろいろな野菜が置いてある。なんと、ずいき、がある。残念ながら、妻は料理の仕方を知らないので断念。子供の頃、よく食べた覚えがある。ブワッとしていて、ダシの味が浸みた、独特の感触だった。もう40年以上も前だから、いまいちしっかりと思い出せないんだよね。マッカがある。正確にはマクワウリで、メロンほどのおいしさはないが、それでも十分に甘かったと思う。これも、奈良の味だったんだ。

ブドウが、いろいろな種類で置いてある。デラウエア、4房で380円。小粒なんだけど、これが一番好き。子供の頃は、ぺっぺと種を吐き出していたが、今はほとんど種なし。さらに、ピオーネに、巨峰に、ハニーピースに、ジャイアンツ。そして、粒が大きな藤稔。ふじみのるって、人の名前みたいだねと言うと、妻は、ふじみのる、っていう名前で、一番甘くっておいしいの、という。デラウエアでも、十分に甘くておいしいぞ。我が家にはまだブドウがあるので果物はパス。

さらに、別のコーナーには、なすの辛子漬、キュウリと茄子の糠漬け。桃が1個150円で売っていたけど、先日は岡山のおいしい桃を食べたばかりだからね。よもぎ団子と、おはぎ。さすが道の駅で、いかにも手作りっぽいものが並んでいる。街のケーキ屋さんや和菓子店とは、親しみやすさや懐かしさが違うんだよね。いいねえ、こういうの。スーパーの棚に並んでいたんじゃ、味気ないだろうな。で、妻は、白ナス、モロヘイヤ、空心菜、バジル、その他もろもろを買った。さっそくモロヘイヤのおひたし、おいしかった。この時期になると、ぐぐっと栄養価が葉っぱに貯まるのだろうか。ちょっと甘みすら感じる。暑ければ暑いほど、植物はストレスを感じて、自身を守るために様々な栄養分を貯めるというから。だから、旬がおいしいだよね。そんな旬の野菜を、いっぱい買って帰りました。

JR西のスピーカー目張り、乗客にだってうるさい。
JR西の運転手が、「警報音うるさい」と、スピーカーに目張りをしていたそうな。そんな記事がネットにのっていた。内容はこうだ。

JR西日本大阪環状線や関西線、阪和線を走る車両24両の運転台に設置された自動列車停止装置(ATS―P)の警報スピーカー部分にビニールテープなどがはられていたことがわかった。複数の運転士が「音がうるさく、調節のために以前からはられていた」と話しているという。JR西は「安全にかかわる装置の音量を、運転士の判断で調節したことは不適切」として、乗務員がかかわる全部署に注意を促した。

私も3年前でしたっけ、九州の日豊線で特急のソニックに乗車したときに体験したことがある。乗車したのは先頭車両で、眺めがよく、運転手も丸見えだった。日豊線はカーブが多い。そのカーブに差し掛かるたびに「ピンポン、ピンポン」とうるさい警告音が、客席まで響くのだ。ちょっとうとうとすると「ピンポン、ピンポン」。駅に近づくと「ピンポン、ピンポン」。ちょっと後ろの席にいる客でさえうるさいのだから、その真横に座っている運転士には、よほどの音だろう。ましてや不愉快だと思う。

ま、考えてみれば、身の回りに不愉快な音は多いですね。よくトラックなんかで「右に曲がります。ご注意ください。ピンポン」という声というより音がする。これなど、迷惑な音だ。近所中にそんな迷惑でうるさい音を振りまいているのだから。JRも運転士にストレスを感じさせるような警告音を発生させるような機材は撤去して、もっと効率良く安全を喚起させるような機材を開発した方がいい。運転士にうるさいってことは、乗客にも不快を感じさせるのだから。ま、とにかく、鉄道は安全に、確実に、できる限りダイヤ通りに。