今日はさらに、蒸し暑い。


昨日も暑い暑いを連発したが、今日はさらに暑かった。今日も午前中は、陸が庭に脱出。いつもは、庭の土の上にベタッと寝そべるのだが、午前中なのでその場所は陽が当たっている。そこで陸はなんと、茂みというか、家の周りを囲っている植木の下にもぐり込んだ。妻に言わせると、その場所に入って30分ほど動かなかったらしい。とにかく、陸を呼び寄せて家の中に入れる。身体に付いた砂を落としながら、お腹に触ると確かに冷たくなっている。なるほど、どおりて。

ん、ん、ん。書いてみて、日本語がちょっと変だ。どおりて、ではない。どうりで、が正しい。普段、しゃべりながら、言葉って、どんどんいい加減になっている。どうりで、は、道理で。なるほどの意味。だから、同じ言葉を2つ続けていることになる。おかしいと思ったら、きっちり調べましょ。

さて、暑い暑いの続き。奈良の8月上旬の平均気温、今年は28.6度。去年はというと、26.8度。去年は涼しかったんですね。2008年は、28.3度。つまり今年の夏は、かなり暑いということです。その辺のことが、犬の陸は敏感に感じて、少しでも涼しく過ごす方法を探していたんですね。だから私たちも、そのことをしっかり理解して対応してやらないとね。犬や猫の熱中症も増えているらしいから。ところで、今日の夕方の散歩はかなり遅らせて、6時40分に家を出た。まだムシムシする。風も生温い。この時間では一番の暑さだと思う。道路のアスファルトの触ると、かなり熱い。それでも、陸は普通に歩いてくれた。今日は日が陰ることが無かったものなあ。8時前でも、アスファルトはしっかりと熱を持っていた。道理で、暑いはずだ。土のところはひんやりする。奈良はまだましなんだろうな。

風の通り道となっている我が家の廊下で寝そべる殿と陸。最近、二人とも廊下にいることが多いんです。


犬や猫を、ペットショップで買わないで。
先日、奈良県吉野の山中で数十匹の犬が捨てられているいた事件が報じられた。翌日には、東大阪市のブリーダーの女性が、自分の犬かもしれないと名乗り出たそうな。犬100匹余りを捨てようと現場まで来て、なにやら葛藤があったみたいだが、その間に数十匹が逃げ出したらしい。まったくブリーダーというのは自分勝手で、小さな命を儲けの道具としか考えていないのか。

1カ月ほど前に、ホームセンターに行った妻が、ペットコーナーが無くなっていたよという。私も行ったことがあるが、かわいいワンちゃんやネコちゃんが数万円から十数万円で売られている。みんなかわいい。とっても愛くるしい。見ているだけで飽きることがない。妻にしてみれば、もっとそれ以上だ。しかし、私はペットに値段を付けて売られることに大いなる反発を感じる。だから、そんなペットコーナーが無くなって、内心、ホッとしている。

数年前だったが、妻が5〜6匹の犬を短期間だけ世話したことがあった。やはり、その犬たちはすべて捨て犬で、みんな泥だらけ。その内の何匹かは、目の中にウジが湧いていたという。妻は、泣きながらその犬たちをきれいにしたという。何匹かを引き取りたかったが、すでに家には2匹の犬がいて、これ以上は飼うことができない。そして、連れてきた保健所の係員にまた返したらしい。

その時に飼っていた2匹の犬も、やはり捨て犬だった。1匹は、3年前に17歳の天寿を全うした。残る1匹は、今は11歳。我が家の陸だ。ペットショップでは、かわいい犬猫が売られている。みんながショップで買うから、またショップで売られることになる。しかしこの背後には、その数倍の犬や猫が、ブリーダーによって飼育されているのだ。売れて良き飼い主に引き取られるのならいいだろう。しかし売れない犬や猫もいる。彼らは、どうなるのかを考えて欲しい。

だから、ペットショップで犬や猫を買わないでほしい。誰かが飼うから、またブリーダーは売れる犬を繁殖させようとする。しかし、すべてが幸せな生涯を送るとは限らない。もし、どうしても犬や猫を飼いたいのなら、知り合いやネットで情報を得て、譲ってもらいましょう。これ以上、かわいい犬や猫を商売の道具にしてほしくないから。劣悪な環境で商売のために飼われている犬たちが多すぎる。ブリーダーなどは、もはや必要ない。ペットを販売するショップも必要ない。何よりも愛情を持って育ててほしいから。生き物を道具に商売をするなんて、許せない気持ちでいっぱいだ。だから、ペットショップで決して彼らを買わないで。もっとかわいそうな犬や猫たちが、保健所にはいっぱいいるのだから。