甲子園出場高校、私立33校、公立16校。

高校野球の甲子園出場校が決定して、本日抽選会がありました。ところで、抽選会の組み合わせなんだけど、栃木と東東京、茨城と神奈川、奈良と大阪、大分と宮崎が当たったりしている。あれっ、変なの。同じ地域が当たっているよね。昔みたいに、東日本と西日本に分けないのかい。なんか変な感じがするのは私だけでしょうか。ちなみに妻が出身の岡山県は、倉敷商業早稲田実業との対戦。妻は、だめだわ、と諦めています。

ところで、今年は公立高校が16校の出場となりました。去年は、わずかに10校だったので、公立高校の健闘が光ります。だって、なんとか大学の附属高校ばっかりで、おもしろくないもの。それに私立高校は、全国各地から野球選手を集めてくるから地元って感じがしないんだよね。

高校野球だけでなく、全国高校総体のインターハイもやっています。陸上競技の男子5000メートルで、日本人選手がケニア留学生に混じって、大健闘という記事がありました。なにか変ですね。高校名を有名にするために、海外の留学生をどんどん入れる。高校教育の方は、大丈夫なんでしょうか。冬の高校駅伝では、外国人留学生の成績が、高校を有名にするかで、指導者も大変なんでしょう。助っ人ばやりで、本来の高校教育が歪められたり、競技や試合が偏ったりするのは、やっぱり可笑しい。

たとえば、高校野球で、どこかの私立高校が、キューバ人の留学生を大量に受け入れて、甲子園出場を果たしたら、非難囂々でしょうね。甲子園に出場することで高校を有名にすることが使命だとすれば、嘆かわしいこと。全国各地から優秀な選手を集めている高校も、現実的にはあるわけで。だからこそ、公立高校がんばれ。今年は16校だけど、来年は、もっと私立高校を打ち破って出場をはたしてほしい。野球やスポーツだけに偏った選手を集めるような私立高校の、浅はかな野望を砕いてくださいね。高校生なんだから、運動だけでなく、勉強もしっかりやりましょう。しかし、ケニア人の留学生って、どんな勉強をするんだろうね。日本語なんて理解できないだろうに。