陸シャンプー、殿もシャンプー。


5月6月頃から、陸がだんだんと犬臭くなってきた。ま、犬だから犬臭いのは当然なんですが、寒い冬の間はほとんど臭いを放つこともなかったのに、この季節になるとしょうがないのですかねえ。それとも陸も中年おやじ臭を放つようになったのか。そんなわけで、妻は陸をシャンプーするタイミングを狙っていた。それが梅雨も明けて、天気の良い今日となったわけです。

風呂場に二人がかりで放り込んで、ピシャッと入口を閉めて、妻が陸にシャワーを浴びせます。シャンプーがイヤでイヤで、本当は逃げ出したいんだけど、お母さんが怖くてどうもできない。私が、チラッとドアを薄目に開けて、中を窺う。私に気付くと、懸命に私の前に来て、訴える。でもね、きれいにしないと、ノミやダニがくっつくことになるから、ね。まあ、おとなしくしてた方です。と、妻から、お褒めの言葉あり。

次は殿。早速妻がジャーッとかけると、殿はニャーニャーと鳴きっぱなし。時々、フーッという声が入る。怒っている。泣いているのか、怒っているのか、どっちなんだい。そうか、やっぱり怒っているのか。てなわけで、彼らのシャンプーが終わりました。早速、私が陸のカラダをクンクンする。犬臭さが、かなり少なくなっている。良かった良かった。本日の奈良、午後9時の気温は27.1度、大阪は28.1度。午後12時、奈良の気温は24.9度、大阪は27.5度。やっぱり奈良の夜は、涼しいね。


そんな大学へ行くより、高卒の方がましだよ。
知り合いの人から、こんな話を聞いた。高校生だった息子さんがいたんだけど、3年になるとほとんど不登校状態になった。学校の授業には出なかったが、クラブ活動というかバンド仲間との活動で学校には顔を出していたという。で、出席日数は足りなかったが、その高校はなんとか卒業を認めてくれた。で、今の生活は、不登校だった高校時代から、大学生活へと変わったそうな。ま、それはそれでいいんだけど。

ところが大学生活を送ってみると、あまりのギャップに大学がいやになったらしい。どういうことかというと、高校はそこそこの名門高校で、ほとんどの生徒は有名大学に進学する。しかし当人は、不登校だったために、ほとんど受験勉強にも精を出していない状態だった。なので、その勉強しない学力レベルで進学できる大学に入学せざるを得なかった。そして学生生活に入ると、その大学の学生仲間のレベルがあまりにも低すぎて、愕然としたらしい。そりゃ名門高校と、Fランクとは言わないまでも、低レベルの大学では、差がありすぎるわな。

結論から言うなれば、名門高校に入れるレベルがあるならば、もう一度しっかりと勉強をし直して、ちゃんとした大学を受験すればいいと思う。その程度の大学ならば、就職だって苦労するし、なによりそんな大学に行くよりは、その名門高校の名前で高卒の方がよっぽどマシだと思う。今や高校生の数はどんどん減少して、大学はほぼ全入時代となった。つまりお金を払いさえすれば大学へ行くことができる。定員割れの大学も半数以上に達するという。なにより大学生の学力低下が最大の問題である。学力や意欲がなくったって、お金を払えば、大学に行けることが問題だから。

先ほどの大学生になった息子さんは、まわりの学生たちの学力レベルや意欲に対して、イヤになったのだと思う。大学はあまりにも安易に作りすぎた。それからは淘汰させるべきである。ほら、のりぴーが入学した創造学園大学も、学生や教員が住む寮への家賃が不払いらしい。寮費は1年分先払いしているのに。大学が、支払うべき家賃を他に使い込んだのだ。そんな劣悪な大学もあるのだから。定員を留学生で水増しするなんてのはザラだから。そんな大学に行くと、将来に不安を残しますよ。だから、レベルの低い大学に行くより、高卒で働いた方がましですよ。