選挙開票速報、テレビの時代は終わった。

日曜日の参議院選挙。投票をした有権者なら、開票による当落が気になるところだろう。私もそのひとりで、早速テレビでの開票状況を見ることにした。8時を過ぎて直ぐ。まだ、投票を締め切ったばっかり。なのに、選挙管理委員会の発表を待たず、マスコミは次々と出口調査での当確を発表した。なんかこれって面白くないぞ。さっそくテレビは立候補者の事務所で、当選に喜ぶ候補者を大写しにしている。こんなもの、見たくもねえや。開票状況を、早く報道してくれ。といっても、開票率0%だもんね。30分ほどテレビに付き合ったが、あまりにもつまらない。喜びの声を聞いたってしょうがないのだから。ま、マスコミにとっても、開票が始まらない。出口調査だけで、候補者の当落を分析している。票が入らない以上、これしかすることがないんだろうけど。

そうだ、インターネット。こちらだと、自分が気になる選挙区の票の積み重ねが、直ちにわかる。テレビより、ずっと効率的じゃないか。NHKをはじめ、どこの民放も開票速報ばかり。同じようなことをやって、ほんとうにつまらない。そう、知りたい情報を早く得るには、ネットの方が効率的なんだよね。見たくもない喜びの声もないし。その後、テレビで開票速報を見ることはなかった。ネットは余計なものをそぎ落としてくれるから、いいんだよね。テレビは一方的に、情報を押しつけてくる。だからうざったい。民放だとコマーシャルもあるし。これからの選挙速報はネットだね。地方自治体の選挙管理委員会も、ネットでしっかり開票速報を流してくださいね。ところで、白戸次郎の得票が気になるところだが、発表はない。無効票として処理されたか。結構、白戸次郎に投票した人がいるんだけどね。

しかし、テレビって段々と面白くなくなるね。昔の開票速報の方が、もっとハラハラドキドキ興味津々があって、面白かったと思う。どこよりも早く、をやろうとして、どこよりもつまらなくしている。その点、テレビ東京系は池上さんを引っ張ってきて、面白かったと誰かが言っていた。テレビ東京なんか、見ないものなあ。他の民放もだけど。