オシムさんの言葉に、耳を傾けろ。

今日の朝日新聞スポーツ欄にオシムの目というコラムがある。デンマーク戦に対して鋭い評論をしている。その一部を紹介しますね。

「本田のフリーキックはたいしたキックではない。プレーを褒めるとすれば、自分の任務をこなしたことだ。守備の一番手としてよく走ったから、後の選手たちがいいプレーをすることができた。ボールもキープできていた」。確かに、当たっています。相手のキーパーは位置取りを失敗しました。それにしても、枠の中に放り込めば、何かが起きるということ。

「相手のPKになってもおかしくない場面が2回あったことを忘れてはならない。審判に助けられた試合だった」。その通り。ちょっと日本びいきの判定が多かったと思う。デンマークの方、ごめんなさいね。デンマークの選手は、熱くなりすぎでしたね。大久保も熱くなっていた。こわい、こわい。

「大久保のワンマンプレーや長友の単調なプレーも気になった」。大久保に関してはいい方で、オランダ戦の時は、「大久保はサッカーが団体競技と知っているのか」と酷評されていた。ディフェンスはいいんだけど、上がるときに簡単に倒れすぎる。もっと粘り強く、そしてスピードを活かさないとね。それにしてもオシムさんは鋭い。

「日本人は耳に痛いことを聞かない傾向にあるが、それでは進歩がない。小言は、期待の裏返しなのだから」。おっしゃるとおりです。サッカーに限らず、社会生活においてもそうですよね。日本人って、自分に都合の良いことしか聞かない、お馬鹿な国民でした。私も反省します。さ〜て、参議院選挙が始まっています。自分に都合の良いことばかりを言っている、ミニ政党があります。ミニ政党なんか、1議席も取らずに消えてしまえばいいのに。うるさいだけ。

ところで、民主党衆議院比例区を公約通り80削減を実行すると言ったら、みんなの党渡辺喜美さんが、民意を正確に議席に反映するのは比例区だ。選挙区を全廃してすべて比例区にすればいい、と演説したそうな。あれっ、小選挙区にしたのは自民党じゃなかったっけ。何を考えてんだか。それこそ、自分に都合の良いことばかりを言っていますね。みんなの党にはガッカリ。これだからミニ政党は嫌いです。みんなの党は、とっとと自民党に帰りなさい。