なんで、前におったらあかんの?


私は、夜中に玄関でタバコを吸っていました。向かいの家では、部屋に灯りがついていて、サッカーの実況中継の音がかすかに聞こえてきます。するとおばあさんの声で「なんで、前におったらあかんの」というのが聞こえた。きっとオフサイドのことですね。まあ、おばあさんといっても60代の人だから、若いんだけれど。そんなひとも、みんなが見るから、ついつい見てしまって、いろいろとルールのことを息子さんに、教えてもらって、「なんで、前におったらあかんの」ってことになったんだと思う。

それにしても、サッカーの映像がきれいになりましたね。わが家は20インチ液晶の小さなテレビですが、それでもきれいに見える。きれいに見えるということは、反則がよく見えるんです。あっ、ユニフォームを引っ張っているとか、タックルの足が相手の足にいっているとか。またご丁寧に、スローモーションビデオでもう一度やってくれるから、その駆け引きが詳細にきれいに見えるんですね。これもハイビジョンというか、高解像度撮影のおかげなんでしょうね。

デジタルハイビジョンは画素数が1920×1080と言われています。でもこれがスーパーハイビジョンになると、画素数が7680×4320になって、こうなると動き回る選手の髪の毛の1本1本までが見えることでしょう。観客の顔も一人一人が完全に識別できて、指名手配犯がすぐに識別できたりして。だから今3Dテレビなんかが騒がれていますが、もっとく美しいリアルな映像を追求したスーパーハイビジョンを早く身近にしてほしいものです。Wカップって、映像メディアも最高の技術を追求してるんですね。オリンピックの時は、全然わからなかったんだけどなあ。

関係ないけど、さっき家中に15センチくらいのムカデが出ました。今年は、蟻が出たりで、ちょっと不気味なわが家。次は何が出るんだろうな。


全員の当選を目指すなんて、虫が良すぎるんじゃないか。
明日は、参議院選挙の公示日ですね。風前のともしびのミニ政党が、何人の当選を期待しますか、と聞かれれば、全員の当選を目指します。と答えるのが当然と言えば当然。でも、本当に全員が当選するなんて、だれも思っていまい。むしろ全員が落選するんじゃないかな。国民新党たちあがれ日本新党改革日本創新党、このあたりは、むしろ当選者を出して欲しくない。

ところで、今度の参議院選挙は投票するのが難しい。衆議院民主党に入れたから、今度の参議院自民党に入れようと思っていた。自民党の内部改革に期待したからである。ところが、一向に変わらず、舛添さんは離党するは、与謝野さん、鳩山邦夫さんまで離党してしまった。これじゃ〜自民党は、今までと変わりようがない。みんなの党が、結構議席を伸ばすらしいが、比例区で10人も当選者を出すのは厳しいでしょ。そんなわけで、自民党にも、みんなの党にも入れられない。

まさか、ミニ政党の社民党に入れる気もない。公明党や、共産党なんて、とんでもない。今一番、元気が良くって、民主党に対抗できているのは、みんなの党だよね。ま、いずれ、国会議員を引き連れて、自民党に戻るとは思うんだけど。そうそう、自民党が嫌いな理由は、公明党とくっついているからなんだよね。だから、自民党公明党ときっぱり手を切って、みんなの党と連携すればよい。そうすれば、存在感が増す。

そんなわけで、国民新党たちあがれ日本新党改革日本創新党などは、一人の当選者を出すこともなく、とっとと消えてください。仮に、ひとりやふたりの議員さんがいて、何ができますか。みんなの党も、キャスティングボートを握ることしか考えていない。みんなの党も、早く自民党に戻って、1たす1が、3になるような効果で民主党に対抗してね。そう考えると、今度の参議院選挙、どこに投票するかが、見えてきそうな気がする。