穴の奥で、うごめく何か。

3日ほど前の昼間。庭のいつもの場所で、タバコをふかしていると、目の前で小さな穴が開いている。じっと目を凝らすと、奥で何かが動いている。蝉の幼虫か。大きさとしては、ちょうどそのくらいの大きさだ。穴を開けたということは、地上に出る準備なのか。でも蝉ならば、随分と早いのではないか。カナブンとかの昆虫。う〜ん、わからない。

その日は昼過ぎから雨がザーザーと降った。その穴は、水たまりとなって見えなくなった。そして、雨が上がって水が引くと、穴は消えてしまった。その虫が、昆虫なのか、蝉なのか、はたまた害虫なのかはわからない。また、明日からは雨。梅雨が明ければ、庭にボコボコと穴が開く。蝉の登場だ。いろいろな命が顔を出す。ムカデやヒル、ナメクジは困るけど。なんにも害のないダンゴムシなら許そう。そんなものが、庭をうろついています。