ツバメの子が5匹。

一昨日、今は奈良市に合併されちゃったけど、かつての月ヶ瀬村に行った。月ヶ瀬温泉というのがあって、その横にふれあい市場というのがある。月ヶ瀬周辺で収穫された野菜や、加工品などを売っている。加工品といっても、月ヶ瀬は梅の名所だから、当然梅干し関連となる。梅干しは、観梅の季節にいっぱい買ってあるので、当分は必要なし。本当は、梅の実を買うつもりだったんだけど、今シーズンは遅霜で収穫がさっぱりらしい。

その市場の建物の一角にツバメが巣を作っている。小さいのと言っても、口が大きいので、親よりも大きく見える。5匹がピーピーと親が餌を持って帰るのを待っている。親はせっせと餌探しで大忙し。人間で5人も子どもがいたら大変だろうな。で、ツバメにも営巣放棄するのがたまにいるらしい。ある巣で、1羽のひなが落下した。生きていたので巣に戻したそうな。すると次の日から親は餌を運んでこなくなり、子達は全滅したそうな。自然の営みに手を加えることで、命を奪っている。人は神にでもなったつもりだろうか。月ヶ瀬のツバメたち、元気に巣立ってくれるといいのだけれど。