みんなの党は、いつ、自民党に復帰するのか。

渡辺喜美さんが率いる、みんなの党が結構人気のようですね。参議院選挙の比例区をどの党に投票するかの世論調査でも、民主党自民党と続いて、公明党と並んで3番手につけている。渡辺喜美さんも、参議院の地方区で、すべての都道府県で立候補者を立てるという。そうすれば、比例区でも票が稼げるという作戦とは思うけけど、どうなんだろうね。供託金、大丈夫かな。

そういえば、今から34年前に、自民党を離党した河野洋平さんたちが新自由クラブというミニ政党を作った。結党直後の衆議院選挙では十数人と当選者を出したんだけど、結局は何をやりたいのか、何をやってくれるのか、はっきりと国民からも見えずに、選挙ごとに議席を失い、結党から10年後に数名の議員が自民党に復党した。ま、結局は、みんなの党新自由クラブと変わらないと思うんだけど。

渡辺喜美さんが率いる、みんなの党も、結局は同じ道をたどるのだと思う。主張していることは、民主党とも、自民党ともあんまり変わらないし。はっきりいって、渡辺喜美さんは自民党にはなくてはならない存在。舛添さんだって、与謝野さんだって、鳩山邦夫さんだって、自民党には必要な人材のはず。

ま、皆さん、しばらく羽根を伸ばして、いいたいことを存分に言って、ストレス解消すればいい。そして新自由クラブと同様に、議員さんを引き連れて自民党に復帰すれば良い。今回の参議院選挙は、みんなの党がどれくらい議席が取れるかは、神のみぞ知る。その他の、ミニ政党なんて、議席なんか取れないでしょう。世論調査では、みんなの党以外、0.5%以上を獲得したミニ政党はないのだから。ミニ政党が協力すれば良かったのに。いまさら遅いけど。3年後の衆議院選挙まで、どのミニ政党が生き残れるか。みんな消えたりして。そして、みんなの政党だけが5年後くらいに自民党に復党する。そうしなけりゃ、もったいないよ。所詮ミニ政党じゃ、なんにもできないから。