生駒市の吸い殻や糞の放置禁止条例。

奈良県生駒市が、たばこの吸い殻ポイ捨てや、ペットの糞の放置、空き缶やペットボトルのポイ捨てを禁止する、まちをきれいにする条例を制定するそうな。そんな新聞記事が地方面に載っていた。確かに、わが家の前の溝に、時々空き缶やペットボトルが捨てられている。石垣の上なんかに、ちょこんと空き缶が乗っかっているのはよく見る風景。日本人って、いつから平気でゴミを撒き散らすようになったのだろうか。

そうだ、20年くらい前になるけど、通称環八を走っていたとき、ま、よく渋滞するのだけれど。その渋滞で止まったときに、中央分離帯の植え込みを見ると空き缶でいっぱいだった。走っているときに投げ込む者はいないはず。おそらく、クルマが渋滞に巻き込まれて停車したときに、投げ込んだのだろう。その数はすごかった。

生駒市は、よほど汚さに頭に来たのだろうか。私が暮らす奈良市だって、ちょくちょく出掛ける大阪市の下町はけっこうゴミが散らかっている。風に舞うレジ袋なんてよく見る光景だ。生駒市は、さらに土地の所有者に対しても、土地や建物を清潔に保ち、ポイ捨てやフンの放置、落書きをされないように努める、ことを求めている。

なんか小学生にマナーを教えているようなものだ。今、各地では禁煙地帯を設定して、違反したものは罰金を請求するところが多い。その内、犬の糞やら、空き缶やペットボトル、ゴミなどをポイ捨てするものには罰金を科す地域があってもいいかも。そういえば、田舎のコンビニの近くって、ゴミが多いよね。弁当のパッケージや、パンのフィルムやスナック菓子の空き箱、菓子の包装紙。そんなのがコンビニの周辺に散らばっている。中学生などが歩きながら食べて、袋を捨てているのだ。

さ〜て、この条例で生駒市はきれいのなるのか。その成り行きを、ちょっと注目したい。ポイ捨ての空き缶から、指紋を採取されて、ポイ捨て者を特定されて逮捕される。さんな世の中になっても困るからね。皆さん、ポイ捨ては止めましょうね。ゴミは持ち帰るか、コンビニのゴミ箱、自動販売機横の空き缶入れに捨てましょう。自動販売機の傍にも空き缶入れの設置を義務づけたらいいと思う。空き缶入れがなくって捨て場所に困るときがあるから。