少年ジャンプという雑誌。


わが家のテーブルに、少年ジャンプが載っている。私は漫画雑誌などは読まない。これは妻の息子さんが、わが家に泊まったときに置いていったもの。う〜ん、なんだか違和感がある。一応、パラパラとめくってみる。知っている漫画があった。こち亀と略されている、こちら葛飾区亀有公園前派出所だ。まだ、続いているんですね。それだけ目を通した。でも、かつて読んだときの迫力というか、ドタバタ漫画で所々に蘊蓄が潜んでいた。その濃厚さが薄れているんですね。なんか軽い内容になっている。かつてって、もう20年以上も前だから。

私が漫画雑誌を、自分で買うのをやめたのは、1986年の冬ぐらいだったかなあ。少年サンデーの連載漫画、あだち充のタッチが終了してから、少年漫画雑誌を買っていない。ちょうど33歳の時に、少年漫画雑誌を買うのを止めたのだ。妻の息子さんも32歳か。そろそろ漫画雑誌のあほらしさに気付くだろうな。今は発行部数も落ちただろうけど、少年ジャンプって何百万部と売れていたのだよね。その数倍もの雑誌が発行され、やがてゴミになっていく。日本てのは、紙をムダにする変な国民だ。

今、アップルからiPadが発売された。もし漫画雑誌をiPadなどの電子書籍として発行したらどれほどの紙が節約できるだろうか。妻の息子さんが置いていった少年ジャンプ。結構かさばるんだよね。結局ゴミなんだよね。今の私にとって、中身を読んだとてなんの知識も得ることはない、たぶん。ま、大人の週刊誌だって、民主党や鳩山総理を叩くばかりで、なんの知識も得ることはない。ネットがあれば十分さ。テレビ番組もくだらないのが多いけど、週刊誌のマスコミも、くだらない内容が多すぎる。iPad電子書籍の革命児として、くだらん週刊誌を駆逐してくれたら、どれほどの紙が無駄にならずに済むだろうに。


「メイドイン奈良の靴下」かげろう座。その二

昨日の写真のような人並みが、狭い通りの間にぎっしりと。私たちは、かき分けかけ分け進みながら、チラリチラリとお店をチェックします。その中で、なんとジャンプ傘が1本200円、5本で500円。どうせ中国製でしょうが、それにしても安い。駐車場への帰り道で、2本、3本と紐で括った傘を持った数人のおばさんがいた。一緒にまとめ買いをしたのだろう。1本100円だからね。

その先で、靴下を売っている出店があった。ほぼ1足100円。紳士ソックス3足500円。聞いてみると、自社の工場で生産した靴下だそうな。で、スーパーとかには売っていないらしい。日本製というか、メイドイン奈良の靴下です。やっとありました。奈良県は全国一の靴下の生産地。なのに、奈良では国産というか、奈良産の靴下が売っていなくて、スーパーやディスカウント店ではほとんどが中国産の靴下。靴下を生産する奈良県の中小企業では、独自の販売ルートが持てないから、大手メーカーのブランドで生産するしかない。だから、こんな出店で細々と、というわけでもないだろうけど。で、私は3足、妻は10足を買った。この靴下を買おうと思ったらどうすればいいの、と妻が聞いてみた。工場へ直接買いに来てくれるといい、と答えた。そんな人が、けっこういはるんや、とも。そうだろうね、中国産の靴下は、すぐに穴が開いてしまうから。

更に歩くと、タオルを売っている。中国産もあるけど、なんと今治タオルも売っている。ここは大阪の問屋さんのようです。今治タオル、肌ざわりは抜群にいいんだけど、実はここの前に泉州タオルをチェックしてある。そっちの方が安いから。そんなわけで、国産のバスタオルもゲット。ところで、帰ってから靴下の肌ざわりを妻が確認した。凄く肌ざわりが良くって、繊維もしっかりしているという。さすが国産というか、奈良産だね。私も靴下は、すべて国産というか、奈良産に切り替えよう。

もちろん、かげろう座は、生活用品ばかりじゃないんですよ。工芸品も数々ある、その辺は次回にね。