賑わっているのは、平城京跡だけ。

先日早速、平城京跡まで、散歩ついでに行ってみました。自宅から30分ほど歩けば、辿り着きます。陸を散歩させるときは、いつもクルマで来ていたんだけどね。この日は、陸はお留守番。とっても暑い日だったが、ドリンクを持ってくるのを忘れたため、途中のコンビニで妻がドリンクを買った。午後2時前で弁当もおにぎりもすべて売り切れだったそうな。店員さんによると、ほっくほくでこの一年はうれしい限りです、だってさ。遷都1300年祭で周辺のコンビニも潤うんですね。

平城京跡は人でいっぱい。大極殿の方は、さらに人がいっぱい。そっちの方に、近寄るのはやめました。交流広場にある、奈良土産館や、平城京ユカリバザールに入る。ここも人、人、人でいっぱい。フードコートやレストランも賑わっているようで、なにより。まほろばステージでは、せんと君がパフォーマンスをやっています。中に入っている人、暑いだろうな。私も20代の頃、アルバイトでぬいぐるみの中に入ったことがある。

で、何が言いたいかというと、今日の新聞で、平城京だけは賑わっているんだけど、奈良町とか、柳生の里とか、橿原市今井町とかが、去年のGWより訪れる人が少ないらしい。そんなわけで、平城遷都1300年祭だけでなく、奈良には見て回るところがいろいろありますから、そちらにもぜひどうぞ。各お寺でも秘仏公開ってのがありますからね。さて、散歩で平城京跡に行った私たちは、大極殿にも展示館にも入らずに帰りました。やっぱり混雑は嫌いだから。雨もあがって、明日はいい天気だろうな。


中学校の同窓会に、先生を呼ぶか、呼ばないか。
この前の集まりで、じゃ〜3年後に中学校の同窓会をしようということに。でその時に、先生を呼ぶ必要がないという友人がいた。その友人の言い分によると、もう中学校を卒業してから40数年が経っている。その担任の先生だって、私たちのクラスだけでなく、今なら40年近く先生をしてきたわけだから、ましてや生きている先生は80代の人もいる。だから生徒それぞれを覚えているわけがない。もう昔の話しだからね。

そりゃね、問題児とか、すごく勉強ができた子とか、先生にとって印象に残った生徒は覚えているだろうけど、すべての生徒はきっと覚えられないと思う。そりゃそうだ、今の自分が卒業アルバムを見ないで、そのクラスの同級生を思い出してご覧と、言われたら。クラス全員をくまなく思い出すことはできないんですんよね。

だから先生にとっても、きっとそうなのかも。何年度の同窓会を開催なんてことになると、呼ばれる先生はその時の卒業アルバムを引っ張り出して、生徒の顔やその時の素性や行動を必死に思い出す。あれ、この生徒は誰だっけ。印象がない。とりあえず、名前だけ頭の中にたたき込んでおこう。なんて先生もいるかもしれない。

ま、最終的には先生を呼ぶことになると思うけど、同窓生同士では会話がはずむだろうけど、私たちと先生との間で会話ははずむだろうか。もう40年以上も前だからね。でも中には、先生を呼ばないクラス会なんてのも聞いたことがある。呼ばれなかったと知った先生の気持ちはどうなんだろう。呼びたい、会いたい先生。呼びたくもない、会いたくもない先生。教師はつらいよね〜。