寒い上に、雨が降る。


妻が寒い寒いを連発している。そりゃそうなんだけど、そう言ったって暖かくなるわけでなし、かえって寒さを強調するような。見てご覧なさい。この寒い寒いを少しも言わない。そのかわり、ちゃっかりコタツ布団にくるまっています。寒いと感じれば、コタツ布団の中にもぐり込む。夜は夜で、妻が布団に入れば、妻の布団にもぐり込む。早朝、妻が起きて、陸の散歩に出ていくと、今度は私の布団にもぐり込む。ちょっと前は、布団の上で寝ていたのに。猫の殿にとっても、それだけ寒いということです。

昨日、妻が農家から筍を買った折に、おまけで筍の佃煮をいただきました。昆布と一緒に炊いてあるんだけど、昆布がトロトロになって、いい味が出ていてとってもおいしい。ところで、筍は朝に収穫して直ぐに、2時間ほどアク抜きでゆでるとか。手間がかかっているから、おいしいんですね。この農家、表に「たけのこ、あります」ってポップを出したら、通りがかりの人が何人か立ち寄ったらしい。2人連れに筍のさしみを小鉢に出したら、とってもおいしかったと、きれいに平らげたらしい。寒いけど、なんだかほのぼのしますね。


家の中でよく探すもの。
というのを昼のバラエティ番組、笑っていいともでやっていた。若い人はポイントカード、リップ、ピアス。高年齢者は、診察カード、夫。夫には笑ってしまったが、きっと物静かなご主人で、いつもどこにいるのか、いないのかわからない、ということでしょう。まあ一般的には、財布、メガネ、テレビのリモコン、家の鍵、携帯電話。

私だって、外出前によくやります。家の鍵とかは、今は妻との共用ですから、鍵のコーナーに、車や家の鍵がまとめてぶら下がっている。確かにひとり暮らしの時は、よく鍵はどこだ、財布はどこだと、慌てました。いつも、見える場所に、収納しておくことが大切なんですね。

でも、このデータを見ると、若い人って意外と整理整頓、収納がヘタだってことがよくわかります。特に若い女性の方で、ピアスはどこだ、リップはどこだ、なんてあわてふためいているのを想像すると幻滅しますよね。そんな女性ほど、電車の中で椅子に腰掛けると、バッグから鏡や化粧道具をとりだして、鏡と睨めっこしながら、パタパタ、カキカキ、目にヌリヌリをやるんでしょうね。この光景は、いつもうんざりします。あなたが勤める会社の女性社員で、まさかそんな人はいないでしょうね。そんな社員がいるような会社は推して知るべし。どちらかというとお付き合いしたくないですね。

家の中でよく探すものから、とんだ脱線です。私たちが、家の中でよく探すものがある。それは猫の殿。逃げられたら困るので、家の中で飼っている。家から出入りするときも気をつけている。でも、呼んでもなんの返事もないときは時々逃げたのではないかと不安になる。わが家ではネコなんですね。ネコは動くから、整理整頓、決まった場所。というのがないんですよ。首輪にGPS発信器が必要かも。