もっちもち、黒米入りご飯。


先日ブログで紹介した奈良県高取町・町家の雛めぐり。そこで食べた黒米入りの五平餅がおいしかった。で、妻は黒米を買った。早速、お米と一緒に炊きました。出来上がりは、ご覧の通り、まるでお赤飯のようです。食べると、白米も一緒に、こころなしかもっちもちした感じ。ご飯がおいしいです。

黒米の色がご飯にも紫色に移って、それがおいしさを引き立てている。紫色はアントシアニンですね。そ、ワインにも含まれているポリフェノールの一種。この黒米ですが、稲の原種で古代米の一種。普通の白米に比べて、ビタミンB1、B2、E、ナイアシン、鉄分、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなどが豊富に含まれているんですね。ちょっと調べてみました。

さらに黒米は、胃腸を丈夫にし、慢性病、虚弱体質改善、滋養強壮に効果があり、造血作用もあるといわれているとか。ま、そんなことより、ご飯をさらにおいしくしてくれる黒米。まだまだ当分楽しめます。

おっと、黒米は、炊く前に洗ってはダメ。洗うと大事なアントシアニンが流れてしまいますから。今日も寒かった一日。しかも、雨がざーっと降って、止んで。しばらくするとまたザーッと降る、変な一日。皆さま、お風邪を召しませぬように。




儲けますな、大学志願者、明大に11万人。
2010年度の一般入試の志願者が、明治大学が11万5700人。早稲田大学が11万5515人で、明治大学が志願者数で初めての首位になったとか。それまでは、11年連続で早稲田が首位だったそうな。その前は、日大だったそうな。日大って、一学年2万人以上いる、マンモス大学ですよね。早稲田、慶応、明治って、一学年で何人くらいいるのだろうか。

ま、それは、さておき、今の大学受験料って3万5000円とか。それに志願者が11万5700人で、明治大学が儲ける合計の受験料が40億円。凄すぎる。大学って儲かるんですね。そりゃ、デリバティフにも手を出したくなるわな。日大なんか、8万人の学生から、100万円ずつ徴収していたら。毎年800億円の財源となる。こりゃ〜、凄いわ。

でも、この2010年度で学生募集を停止した大学がある。かつての松阪大学三重中京大学英知大学だった聖トマス大学。明石女子短期大学だった神戸ファッション大学。愛知新城大谷大学。LECリーガルマインド大学。だいたい、いい加減な大学が多いんだよね。

この時期に、新聞広告で募集などをかけているような大学ならば、危ないだろうな。そのうちに募集停止になりますって。なんせ、4年制の私立大学の44%が赤字なんですから。がっぽがっぽ、受験料で稼げる大学はほんのわずか。皆さんが進学する大学、大丈夫ですか。

それに、この春、大学を卒業する大学生は、4人に1人が就職先が決まってないらしい。そりゃね、大学生が多すぎるから。今や、大学の進学率は50%を超えちゃったからね。だから、大学生のレベルも下がる。漢字が読めない、簡単な算数もできない。学力的に中学生以下レベルの大学生が多いんですから。どんどん大学を増やして、だれでも大学へ行けるようになったのはいいけれど、就職できなかったらなんのための4年間。無駄な授業料ってことにならないように。