うれしいニュース、はやぶさが地球に帰れるかも。

はやぶさってのは、小惑星探査機で、2003年に打ち上げられて、2005年に小惑星に到達して、サンプル採集をした後に、地球への帰還を目指していたんですね。ところが数々の故障に見舞われて、帰還は不可能なんて言われていたんですが、今、月より地球に近い距離まで近づいているらしい。いや〜、日本の技術は大したものです。

そう、だからミスってもいいんです。ミスったものは、もうしょうがないじゃないですか。「悔しいです」。あの浅田真央さんの言葉がすべてですね。はやぶさの技術陣と同じで、ミスったら、つまり故障した何か手だてを考えて、次の手を打つ。だから、浅田さんの中には、この結果に対して、猛烈に修正しようという新たな挑戦の意欲が現れているんですね。また数年後が、楽しみですね。

結局は技術です。技です。今の日本って、技術を追求しないで、効率化ばかりを追い求めている。どうすれば、ものを安く作ることができるか、ですね。先日はトヨタの社長がアメリカの公聴会でやり玉にあげられていましたね。どこかでミスったんですね。でも、社内で追求しなかった。最近、そんなミスを放置したとか、データを改ざんしたとか。そんなことが、多すぎるような気がする。技術あっての日本ですから。

おっと、ブログでこんなことを書くつもりはなかったんですが、はやぶさが地球に近づいているということに、思わず感動でした。最近、暖かな日が続いて、昨日は雨が降って、今日はどんより曇りの日。夕方から冷たい風が吹いてきました。でも、明日からは、そんなに寒いってわけではないんですね。良かった良かった。

最近は我が家も床暖房は使っていません。これでガス代も少しは抑えられるかも。床が暖かくないので、猫の殿は籐椅子で寝ることが多くなった。春はもうすぐですね。さっき突然妻が、大分のパルコが閉店するんだって、と言った。お友達のブログを見てのことらしい。大分駅の駅前の好立地なのに。郊外のショッピングモールに押されているのだろう。懐かしい大分。奈良も同じ。駅前の商店街は、ますます寂れていますから。これじゃ〜、ダメなんだけど。


高校がタダだと、勉強しない高校生が増えるという仮説。
民主党がマニュフェストにした高校授業料を無償化するための法案が、いよいよ審議入りしました。たとえば公立高校に通う高校生に対して、授業料相当の就学支援金、年間で11万8800円を支給するという内容です。

これってすべて大人の目線からものを見ていますよね。高校生にとって、本当にいいことでしょうか。高校生だって、しっかり勉強をする高校生もいれば、高校に行ってもまるで授業など聞いていない高校生、つまり勉強をする気のない高校生だっているんです。

たとえば、勉強を全くしない高校生。薄っぺらいカバンで、学校に行かず、公園でタバコをふかしている。または、ゲーセンなんかで遊んでいる。さらにはカツアゲをしている高校生もいるかも。その親は、授業料を払っているんだから、学校くらい真面目に行け、とか言いますよね。でも、高校が無料になったら、どうせタダなんだから、高校に行こうが、勉強だろうが、俺の勝手じゃないか。親のおめえに払ってもらってるわけじゃねえんだよ。うざいぜ。という高校生がきっと出てくるような気がする。親も教師も、説得力がなくなりそうな気がするのは、私だけでしょう。

一方、私立高校の年間授業料は35万円らしい。で、年収の低い世帯の高校生に対しても、就学支援金を最大2倍まで増額するという。ま、ここまではいいですよ。でも、そんな高校生が、まともに勉強していないとか、学校に通わないで友達の家に入り浸っているとかは、どうなるわけですか。国民の税金を使って、学費を補助しているわけですよね。

だから、学費を補助するんだったら、補助された高校生もそれなりの社会貢献をしてもらわないといけないんです。高校の授業に、老人介護施設の手伝いを取り入れるとか。街の掃除をさせるとか。あんたがたの学費は、国民が出しているんだよ、ということをしっかりとわからせる必要がありますよね。何も、民主党だけが補助しているわけではないんだから。こんなことを考えるのは、私だけ?あのスノボの国母ファッションで、ズボンをズリ下げている高校生を見て、こいつらの学費を、私たち国民が補助しているなんて、バカらしいと思うのは、本当に私だけ?無償化ばかりが論議されているが、すべての高校生が、まじめに勉強しているとは限らないから。