こ〜げこげも、日増しに薄く。


何のことか、わからんでしょ。この写真のことです。写ってる山は、若草山なんです。10日ほど前に、山焼きがあったばかり。それでも、黒っぽかった焼け焦げが、日増しに薄くなっているような。

ということは、焼け焦げの下から、新しい草が生えだす兆候が始まっているのかもしれません。我が家の梅は、まだ咲きませんが、周囲の木々の芽は、微かに膨らんでいるような。

考えてみれば、明日が節分で、明後日が立春ですね。雨水はまだまだ先の19日。東京では、雪が積もったんですね。奈良で2度目の冬を迎えたが、まだ積もった雪に遭遇していない。いいのか、悪いのか。

ところで今日、大極殿のそばを通った。妻が思わず、あっ、違う。と叫んだ。私は、何が違うのかわからなかった。道の舗装が変わったのよ。なるほど、それで振動がないのだ。この道は、昔っからのコンクリートで、そのブロックごとに小さな段差があった。35年くらい前と同じ道なんです。それがアスファルトに変わっちゃった。前の、ぼこぼこする道も好きだったんだけど。でも、ボコボコの区間が50メートルほど残っている。名残を残しているんですね。でも中途半端のような。

大極殿は、周囲の囲いが取っ払われた。でも、まだなにやら工事中。もう2010年、遷都1300年の2月に入ったんですけど。その平城宮跡に、いろいろと施設が建築中。その様子を、電車に乗って奈良へ行く途中に見た父が言っていた。「あんなもん建ててどうするんや。そんな無駄な金あったら、他につこうたらええのに」。おっしゃるとおりです。中途半端に建てるから、うさんくさい。ど〜んと、平城宮の街並み再現、と頑張れば良かったのに。近鉄電車、じゃまだね。地下化しようね。100年後には、そうなるでしょ。



アップルのiPadと、電子書籍
とうとうアップルが、タブレット型のパソコンを発表しましたね。アメリカで登場するのは、3月ですか。そりゃ楽しみです。

話しは変わりますが先週、私が大阪から奈良に帰る途中です。時間は、金曜日の夜の10時過ぎ。もちろん、車内は立っている人が多かった。その中で、一人の男性が、携帯電話の画面をしきりに手で触っている。タッチパネルというものですね。後ろから私が覗き込むと、画面は新聞なんです。縮小させて、指でページ送り。次のページで、指で紙面を拡大させていく。おお〜、縦書き文字。確かに新聞だ。しかし、小さな携帯の画面で、よくもまあ新聞が表示できるんですね。

そういうことなんです。つまり、これからは電子書籍や電子新聞が、きっと利用されるようになる。利用する人が多くなること確実です。日本は、著作権の問題があって、電子書籍はなかなか普及しなかった。私は57歳。もうしっかりと老眼になっています。携帯電話の文字なんて、とてもとても見えません。

でもそれがタブレット型のパソコンで、電子書籍を見ることができたら画期的なことですよね。だって、紙の新聞は拡大できません。文字を大きくするには、新聞をスキャナーで読み取って、フォトショップというソフトを使ってパソコンの画面上では拡大できますが。そんなこと面倒でしょ。

だから、アップルのiPad、ワクワクする新しいツールですよね。ま、日本版が出るのは、ずーっと先でしょうけど。なんで、日本のパソコンメーカーのNEC富士通ソニーは、そんなことを考えなかったのでしょうか。OSソフトをウインドウズばかりに支配されているから、新たな発想が生まれなかったのかもね。そろそろ、日本独自のOSを作ったらどうですか。