りんご、カレー、らっきょう。


かなり前に、父からもらったリンゴがテーブルにあった。毎日、毎日、眺めるだけ。いつのまにか、リンゴは棚に追いやられた。で、先日にリンゴを見ると、表面がシワシワに。まだ食べられるだろうけど、どうする?と、妻に。じゃ〜摺り下ろして、カレーにでも入れるわ、と妻が。

そんなわけで、夕食はカレーとなった。珍しくチキンカレーに。リンゴ入りのカレーは、初めてなんだけど、これがなかなかおいしい。ま、リンゴがシワシワになるまで放って置く人もいないだろうけど、ぜひお試しあれ。

で、カレーだと福神漬けだろうけど、我が家はらっきょう。桃屋ではありません。妻が一年半前に漬けたものが、やっと登場しました。妻が漬けてから3カ月後に一度食べたときは、酸っぱくって食べられなかったという。

で、さっそく食べる。ちょっと甘めでそれほど酸っぱくはない。なかなか、おいしい。桃屋のはならっきょうなどとは、比べものにならないおいしさ。なんで、こんなにおいしいのと聞くと、らっきょうは平群の道の駅で買ったもの。はちみつは大分で買った、ちょっと値段の高い国産もの。酢はなんと黒酢を使っているそうな。

いい材料を使って、じっくり寝かすと、おいしいらっきょう漬けができるもんです。そりゃ〜桃屋と比べものにならない。自家製らっきょう漬け、おいしいですよ。



都会の人は正月飾りをゴミとして捨てる。
そんなことが新聞の記事なんかで書かれていたような。私たちは、正月飾りはいつも買っていない。でも、ご近所の方は、正月飾りを神社に持っていき、神社はちゃんと清めをして、とんど焼きの儀式として燃やしている。ま、それが風習というものです。

つまりは神社なんかで正月飾りを買って、飾り終えたらまた神社にお返しする。それで、飾りとしてのゴミは減るわけなんですね。きっと正月飾りをゴミとして捨てている都会の人は、ホームセンターやスーパーなんかで買い求めた、メイドイン・チャイナの正月飾りなんでしょうね。

おまけに、そんな正月飾りはプラスチックでできているから、燃やすに燃やせないしろものだから、始末にも困るはず。だから都会はゴミが増える。

ところで、正月飾りを神社に返しに行ったご近所さんは、近隣2軒分の正月飾りも一緒に持っていったそうな。そんなところに、奈良らしいご近所の助け合い精神が生きているんだなあ。

でも、神社に返し損ねた正月飾りはどうするんだろうな。やっぱりゴミ?いや、ゴミにしたらバチが当たりそうな気がする。ま、大事にしまっておいて、来年のとんど焼きの際に、ちゃんとお返しするのが筋でしょうけど。