一月の柿。


去年に買った柿、もらった柿があります。妻は柿が大好き。で、食べないの?と尋ねると。なんだか食べる気がしない、と言う。柿が好きな妻でも、秋というか、柿の旬が過ぎると、そんなにそそられないものかもしれません。

買った富有柿が4個、すでにずくし状態。いただいた五條柿が3個残っている。こちらもかなり柔らかくなっている。富有柿の4個は妻がジャムにした。五條柿の方は、柔らかいがまだ形を保っているので、皮を剥いて食べる。

五條柿というのは初めは渋柿で、段々熟してくると甘柿に変化するそうな。で、一切れ、口に放り込んだ。凄く甘い。でも、なにかの味覚が引っかかる。決してイヤな感じでない、あの素朴で懐かしい味わい。そう、柿のほのかな渋み。ほとんど甘みに圧倒されてはいるんだけど、口の中でわずかに感じるざらつきのようなもの。それが、とっても懐かしいんです。

富有柿だったら、甘み一辺倒。でも、五條柿は、そのどこかに渋柿だった証しを、さりげなく残している。その味わいがいいんですね。柿は、おいしいですね。まず、硬い生で味わえ。ずくしの一歩手前で楽しめ、さらにずくしでむしゃぶりつく。ジャムにもできて、そして、干し柿

数日前なんだけど、妻はちょっと体調が悪かった。とにかく寒気がして、風邪気味かもしれないと。私は妻に、最近はくだものを食べてないでしょ。ビタミンC不足かもしれないよ。風邪気味の時は、ビタミンCとマグネシウムと、何かに書いてあったから。と。そして妻は平常に戻った。皆さん風邪予防には、果物でビタミンCをしっかり摂りましょうね。奈良って、家の庭とかに柿の木があって、いっぱい実っているのになんで収穫しないのかね。1月になってもほったらかし。もったいないよ。一日1個で、風邪予防なのに。


家庭用精米器での、ご飯がおいしくないわけ。
玄米から精米したばかりの米が、いちばんおいしいってことは誰でもご存知ですよね。最近、家庭用の精米機を使っている人って、結構多いらしいんです。でも、ある人が言っていた。家庭用の小さな精米機を使ったご飯を食べると、全くおいしくない。コイン精米所で精米する方が、格段においしいと。なんでそうなるのか。

またある人が教えてくれました。小さな家庭用の精米機で時間をかけて精米すると、時間が掛かるほど内部の温度が上がりすぎて、米まで熱くなって煮たような状態になる。だからせっかくのお米が、高温によっておいしくなくなるというわけなんです。

コイン精米機でも、直前に他の人が使った後では、米の温度が上がってしまって、おいしくないといいます。だから早朝の誰も使っていないときに精米するといいそうです。

考えてみたら、スーパーなんかで山積みされているお米。そんなことに配慮して精米しているのでしょうか。いくら最上級のコシヒカリだって、高温で精米すれば品質が驚くほど劣化するわけですから。

だから、ほどほど精米機が動いていないお米屋さんに行って、その場で精米してもらって購入するのが、お米を一番おいしく食べられるわけなんですね。我が家も、そろそろ精米に行かなくては。早朝を狙って、コイン精米所に行きましょうか。ま、奈良ではコイン精米所を使う人が少ないから、いいんですけど。