陸が、黒豆を食べた。


お正月の一場面です。お節料理の中で、陸が狙うのは、決まって肉類か魚類。たとえば、ローストビーフなどは、がっつりと食いついてきます。

田作り、関西風に言えばごまめですね。これも、陸は好き。実は、妻はごまめが食べられない。なんでも小さい頃に、ごまめが喉の奥に引っかかって難儀した。それ以来、ダメなそうな。かわいそうに。カルシウムたっぷりなのに。

そういえば子供の頃、お重のひとつは母が作った田作り、ごまめでいっぱいだった。お重ひとつ分くらい、まとめて作る方が楽だったでしょうね。私はこれが結構好きで、ごまめはちょっと乾燥気味の佃煮みたいだけど、その煮汁というかカラメルのようなものがごまめにまとわりついている。ごまめを数匹つまみ上げると、そのカラメルのようなものが糸を引いている。その感じが好きだった。ま、昔のことだけど。

で、妻は黒豆を、陸の前に差し出した。この黒豆は、市販品です。すると、なんと陸はパクついた。なんで?あま〜い、スイーツと勘違い?陸はケーキ類が好きだから。妻は、こんなの初めてという。う〜ん、陸の好みはわからない。ま、みんなでおいしく食べましょ。猫の殿は、それ?おいしいの?というように、身を乗り出して見ています。うん、おいしいよ。

関係ないけど、サッカーのイエメン戦、勝って良かったね。平山がハットトリック。テレビ中継があれば、もっとインパクトがあったろうに。惜しかったね。日本代表に選ばれるかどうか、分からないけど。活字では、インパクトを与えた。テレビ局も放映しなかったのは、このメンバーじゃ〜勝つことはないだろうと思っていたんじゃないかい。


総理のツイッター、おやめなさいという声あり。
鳩山総理が今年から、ブログとツイッターをはじめた。私も早速見に行った。ところが、自民党加藤紘一さんが、ツイッターをする時間があったら、政治のことを、たとえば普天間問題などをもっと考える時間をつくりなさい、と言ったそうな。私は別にいいじゃないか、コミュニケーションのひとつだから続けるべきだろうと思ったんだけど。

でも、今日の朝日新聞天声人語で、ツイッターといえども総理ともなる日本を代表する公人となれば、本音を言うことなどあり得ないだろう。だったらリタイヤしてから、はじめたらどうですか。みたいな内容だった。

そうなんだよね、本音を言ってこそツイッターは面白い。担当員とツイッターする内容を吟味してからつぶやいていたんじゃ、面白くない。総理の発言とかは、マスコミを通して伝わってくる。無難な内容ならツイッターの意味はないかもしれぬ。ま、でも、ひとつの窓口になるかもしれないが。

本音といえば、阿久根市長の竹原さんはしっかりと本音を語っている。その言葉尻をマスコミはずるく解釈して、やんややんやと非難の大合唱。竹原さんは、市民と阿久根市職員との大きく掛け離れた給与のギャップを、縮めようとしているわけで。なんといっても竹原さんは市民から選ばれた市長なんだから。それをやんやと言って非難しているのは、購読部数をアップしたいマスコミの浅ましい魂胆でしょう。

ツイッターやブログは、旅館や飲食店の情報発信源になっていますよね。もう広告ツールのひとつとして欠かせないものになっている。そう考えれば、鳩山さんのツイッターも、広報のひとつの形と考えればいいのではないか。だから夏の参議院立候補予定者は、上手に利用しなくっちゃ。街の飲食店に負けてはいられませんよ。それこそ、県会議員さんや、市町村会議員もブログはもちろんのこと、ツイッターも必要かもね。常に情報発信し続けなきゃ。加藤紘一さんも、対抗してツイッターをはじめたらどうですか。