石川遼くん、大学進学せずに、プロまっしぐら。

へえ〜、今シーズンの男子ゴルフ賞金王に輝いた石川遼くんが、大学に進まずにプロに専念すると。これは大拍手ですね。もうこの時点で、彼は正真正銘のプロになったと言えるでしょう。

石川君を入学させたかった大学は、いっぱいあったでしょう。どれくらい勧誘金を積んだのでしょうか。いや、積んでないのかもしれない。でも、石川君が入学すれは、凄まじい広告効果です。だから当然、そういう動きもあったのでしょう。ま、その辺は、B級の雑誌記事に出るでしょうから。

彼の存在は、大学にとって偉大なる広告塔になるはずだったのにね。残念。ほら、覚醒剤の使用で逮捕された酒井法子さん。あまりにも有名ですよね。彼女が、どこだっけ。忘れちゃったけど、ろくろく学生も集まらない潰れそうな大学に入学したとか。

そのおかげで、その大学はすんごく有名になったとさ。これだって、裏になんらかの思惑があるかもしれない。そりゃ〜ね、その大学にとっては死にものぐるいだわ。なんとか名前を売ることしか考えられないでしょうね。

だから、石川君はゴルフをするために大学へ行くんじゃなくて、ゴルフをするために大学に行かなかったんですね。彼はプロですから。プロになるためには、大学なんて必要ないはず。今、高校を出て就職しようとする学生の就職先がないらしい。それだったら大学へ行こうかという人が増えているとか。せっかくプロの職人とか技を身に付けようとする人にとって悲しい現実です。

石川君のように大学を選ばす、プロの道を選ぶ。凄いことです。だから大学に行かず、あえてプロの道を目指す新社会人がいたら、頑張ってもらいたい。レベルの低い定員割れの大学に4年も通う輩より、いちはやく社会に飛び出す若者を応援したい。頑張れ18歳の若人よ。


突然の同窓生の訃報。

昨夜、学生時代の同窓生からメールで、同窓生のひとりが亡くなったという知らせが届いた。しかし逝去したのは、今年の1月8日だったという。もう一年近くじゃないか。私は57歳だから、おそらく享年54歳くらいだろうか。おやっと思うでしょ。私は2年浪人しているんですね。その間に、大学もひとつ退学しているし。当時は、そんなだったから。

なぜ彼の逝去がわかったかというと、出身高校の同窓会誌に死去という記事があったという。それを同じ出身高校の同窓生が見て、連絡してきたという。たまたま、私たちの同窓生に、同じ出身校の同窓生がいたから、ほぼ一年遅れでわかったものの。もし、そうでなければ、知らずじまい。悲しすぎる。

亡くなった彼は、学校を卒業してから大阪本社のメーカーにシステムエンジニアとして就職した。働いてから7〜8年後にうつ病で病院に入院したのがきっかけだった。おそらくコンピュータに関わる仕事が激務だったんだろう。彼の友人が病院に見舞いに行ったが、刺激を与えてはいけないと言うことで面会はできなかったらしい。

その後、自宅療養をしているというのは風の噂で聞いた。7年前に初めての同窓会をしたが、彼は出席しなかった。彼の友人たちが、電話を掛け呼び出そうとするが応じることはなかったという。自宅で、アルコールに浸っているという情報もあった。そして、結果として糖尿病が悪かった、ということだった。そんなことで命が尽きるものなのかとびっくりする。

生きる力というものがある。彼の晩年は周囲との接触を断っていた。人は社会性を持って、様々な人間と関わることで、生きる力を得ていくものだ。うつ病アルコール中毒、糖尿病。きっかけと過程が、様々な社会性と生きる力を失わせる。私は思わず糖尿病と症状でネット検索をしていた。糖尿病は死に至る病なんだ。そして、死んだら明日は、もう来ない。