タバコが1箱で、100円値上がるらしい。

たばこ税は、1本で3.5円の増税が確実となりました。で、メーカー分の値上げを含めると1箱で100円の値上げ。愛煙家の私としてはつらいですね〜。ま、嫌煙家にすれば、一箱600円にしろとか、1000円でも安いくらいだという人もいるのだから、良しとしようか。

だから、100円の値上げでタバコを吸う人が少なくなるとは思えない。日本でタバコを吸う人は、日本人ばかりとは限らないんですね。日本人でない人は、日本の値上げされたタバコを買うでしょうか。おそらくそんなことはしない。

外国の母国から持ち込まれたタバコを吸っているわけで。そのタバコには、おそらくたばこ税はかかっていない。つまり、私が言いたいのは、どこの国で作られようが、日本で消費されるタバコには等しく税金を掛けろと言うことです。旅行でタバコを買って帰る人もいるでしょう。日本に持ち込んだ時点で、きっちり税金を徴収すべきです。その辺の法整備も徹底してほしいですね。

私が懸念するのは闇タバコが流行ること。外国人の市場なんかでは、日本よりはるかに安いタバコが売られている。大阪の鶴見区で外国人が道路を不法に占拠して違法商売をやっている中でタバコがありましたから。そんなタバコが税金をすり抜けているようじゃ、日本のメーカーだってかわいそう。結局、タバコの煙だけが日本国内に拡散されるだけだからね。

なので、闇タバコは絶対出てきますって。違法タバコ監視局ってのを設置すればいい。摘発すれば量刑は、大麻などの薬物と同刑くらいにしないと抑止力が働かないから。大麻だって今の量刑では軽すぎるのかも。中国だったら麻薬で死刑だってありえるんだから。そういえば、私も中国の旅行帰りの人に中国タバコをもらったことがある。数本吸って、残りはゴミ箱でした。そんなタバコ、持ち込んでほしくないから。


じんむ、すいぜい、あんねい、いとく。

さらに、いとくから続けると、こうしょう、こうあん、こうれい、こうげん、かいか、すじん。すじん、で10代。こんなことは知っていてもしょうがないんですが、漢字で書くと、神武、綏靖、安寧、懿徳と続きます。もう解りましたね、歴代天皇の名前です。

すいにん、けいこう、せいむ、りっちゅう、ちゅうあい、おうじん、にんとく。私も、言えるのこれくらいかな。でもね、かつて私の母は、これが最後までスラスラ言えた。母の年代だから、124代の昭和天皇までですね。じんむ、から始まって、たいしょう、しょうわ、で終わるんですから。延々、124代の天皇名を覚えていたんですね。

つまり、戦前の教育ってそうなんですね。私の母親だけでなく、昭和10年代の学校で勉強した人は、みいんな歴代天皇の名前を覚えさせられていたんです。でも、母が124代の最後まで言い切ったのを聞いたのは、私が中学校くらいなのかな。いまから40年も前です。

今から思えば、丸暗記って好きじゃないんですが、母親が一生懸命にひねりだして天皇名を口ずさんでいたのは、ちょっとした驚きでした。でも、私はそんなことを覚えなかった。だって、そんなことを覚えたってしょうがないじゃん。ま、せいぜい、納豆の710年の平城京遷都。泣くよの794年の平安京遷都。それくらいかな。日本史は苦手だったから。で来年の奈良は遷都1300年祭です。

母の口ずさんだ、じんむ、すいぜい、あんねい。もっとこの辺をキーワードにして、母との会話を図ればよかったのかな。入院中の母とけっこうしゃべったようで、いまから振り返れば、母にもっといろいろな話を聞いておけばよかった。そんなことが、頭の中を過ぎる。今日は母の7カ月目の命日。母の記憶をちょっと手繰り寄せてみました。