我が家は風呂は、41度のお湯。


お風呂が心地良い季節になりましたね。普段は風呂の湯温ってあんまり意識しないですよね。まあ大雑把に、熱い、普通、ぬるい、くらいで区別するぐらいだった。熱けりゃ水を足す。普通ならそのまま入浴する。ぬるけりゃ〜もうちょっと涌かす。誰もがそうだと思う。

ところが我が家のお風呂は、湯温設定ができる。41度や42度に湯温がコントロールできるんです。つまり熱いか、ぬるいかのアナログだったのが、41度、42度のデジタルで入るようになった。ちょっと神経質すぎるかな、という気がしないでもないが。

父の話になりますが、89歳の父は、本当は熱いお風呂が大好き。父のマンションの風呂もデジタル設定。2年前に父が入った後に、私が入ったら熱すぎて湯船に入れなかった。いったい何度だったんだろう。その父も、心臓の冠動脈治療を経ているから、病院の指導では40度がいいらしい。父がそんな湯温で満足できるのか、ちょっと心配ではあるけれど。

私たちは、いままでは夏場は41度。冬場は42度で入っていた。でも今年からは、41度で入っています。私たちも50代半ばなので、湯温には気を使うようになった。でもね41度の湯に30分つかると、カラダの深部体温は39度に上昇し、危険な脱水症状を起こしかねないらしい。ま、30分も入ったままということはないけど。

これが42度以上の湯に入ると、血管壁にある止血のための物質、PAIが血管内に放出され、これが血小板を刺激して結合しやすくなる。つまり血液が固まりやすくなるわけです。熱い風呂から出て、すぐに寒い脱衣所に移動すると、急激な温度変化で血管は収縮して血栓を押し出し、脳梗塞心筋梗塞の原因となってしまう。などという記事がありました。冬場に脳溢血や心筋梗塞が怒りやすいのはこのためなんですね。

だから私たちのような中高年は、健康維持に少しぬるめのお風呂がいいんですね。入浴する度に表示されているデジタルの温度表示。だから41度。お風呂のデジタル表示のおかげでちょっと安心。入浴する度に、いつも温度設定をしみじみ見ながら、こんなことを思った次第。


つまらなかった、福岡国際マラソン
レースがスタートして20分くらいで日本人選手が先頭集団からいなくなった。あれま。ここまで日本人選手が弱くなったたのか。それとも福岡国際マラソンが、世界最高級レベルになって、日本人の実力が敵わなくなったのか。

あ〜あ、またダメか。ここで私はマラソン中継のチャンネルを変えました。だって私は日本人。どうせなら、いでよ日本人というわけで、日本人が先頭争いに加わるのを期待する。

ところがテレビはここで、箱根駅伝を走った山梨学院大学出身の、私は名前も知らないが、その黒人の選手に期待を込めて声援している。結局はこの選手も途中棄権してしまった。あほらし。

2年目に私が大分に住んでいたときに、冬の別府大分マラソンをテレビで見た。外国選手はいなかったと思う。そんなに有名ではない日本人の選手が、自己記録を作って優勝したと思う。何の変哲もないマラソン大会。九州の大分だったから地味な扱いなんだろうけど。それはそれで十分に楽しめた。

いまや日本のマラソンは世界から大きく遅れをとっている。だから世界を招いても、差をつけられた日本人選手が惨めなだけだ。それにしても、見る方は面白くなかった。もっと日本人を育てるレースをしなきゃ。放映中に、誰も日本人がゴールしなかったらしい。最後まで見ないで良かった。見てりゃ時間のムダというものだ。