父の心臓冠動脈狭窄治療が終わった。

本日、父のカテーテル治療が終了した。10月31日に入院してから3度に渡る治療だった。1度目は3週間前。2度目は2週間前。89歳と高齢の父に、週ごとの治療を施すことは体力的に無理があるため、3度目は1週を飛ばして、今日の治療となった。

写真は、2度目の治療のもの。左の写真で血管が3カ所、細くなっているのがわかるでしょ。右は治療後のもの。細かった血管が、太くなっています。心臓の冠動脈は、歳を重ねるにつれ蛇行をするものらしい。つまりは動脈硬化によるもの。

煙草を吸ったり、お酒を飲み過ぎたり、不健康な生活をすると、動脈に影響が出る。とりわけ冠動脈は心臓を構成する筋肉に酸素を供給する最も大切なもの。冠動脈に異常があると心臓は止まっちゃいます。狭心症心筋梗塞の原因ですね。ストレスも原因になりますからご注意を。

しかしこの治療は患者にとって大変で、父は午後からの治療だったんだけど、まずは朝から絶食。治療直前に、尿道に導尿管を入れることになる。女性の場合だと短いからいいが、男性の場合はオチンチンがあるから、長く入れることになる。父の場合は前立腺肥大の影響もあって、かなり痛がった。片方の腕に点滴、もう片方からカテーテル治療をすることになる。あ〜、書いていて、いろいろ痛そ〜。

治療室から出てきた父は、さすがにぐったりしています。すぐに病室には戻れずに、集中治療室で一夜を過ごすことになる。しかし3度目となると苦しい中にも意識はしっかりとしており、血管の治療後写真などに目を凝らす。この様子なら立ち直りは早いでしょ。大変なのは、父が退院してから。食事、外出などに、どう補助していくか。ま、これからゆっくりと考えましょうか。