まあるい季節。


猫の殿が、いつもの籐椅子の上でまあるくなりました。室温は16度くらいで、ちょっと寒すぎですか。だからできるだけコンパクトに丸まって、温かさを保とうとしているんですね。

はいはい、床暖房を入れましょうか。丸まっているのは、暖房を入れろの合図かもしれませんね。当然、夜の就寝時は、私たちの布団に潜り込んでくる。私と妻との間に。ま、その温かさが心地良くなってきましたね。

殿も暖房の一部です。言ってみれば生猫ゆたんぽ、かな。ちょっとスイッチの入れ際がゴロゴロとうるさいのと。しばらくするとクークーとか、スースー。これは許せますね。むしろ子守歌でなくて、子守寝息。

この夏は、耳にも発疹が発生せずに、何とか乗り切ることができました。その意味では殿は、健康優良児です。欲を言えば、お腹のタプンタプンが気になるところですが、体重は6.5キロで増加の兆しは見えず。これで良しとしましょうか。

今も籐椅子の上で、クークーと寝息を立てている。形としては、半月と満月の中間といったところか。撫でるとなによ、起こしおってと大あくび。放って置きましょう。いい夢を見てねと、夜は更ける。


いる、いらない、の仕分け作業。
あと1カ月とちょっとで年末がやってきます。年末といえば大掃除。その前に、いる、いらないの、持ち物大整理があると思います。我が家では、やらないんだけど。2年前、3年前の引っ越しの時、大胆に処分したから。

いや〜、捨てるものにだって愛着はありますよ。3年前は、大枚をはたいて初めて買った洗濯機。3年使い倒して、廃品回収に出しました。魚も焼けるガステーブル。これも大型の有料ゴミとして出しました。みんな、思い入れはありますよ。

ところで今、国家予算に伴う事業仕分けをやっていますよね。単純に考えて、いる、いらない、の仕分け作業。そりゃどんな事業にも思い入れはあるでしょう。スーパーコンピュータしかり、GXロケットしかり。

でも、それを稼働させることでどれだけ利益を上げることができるか、人の役に立つかなんですね。利益でなければ、成果というか。むしろ、天下りの受け皿になっている事業団体なんか、役員に1000万円以上の給料を払っているとか。その事業で利益を出しているのならともかく、いたずらに税金だけを費やしている。これって馬鹿馬鹿しくありませんか。かつての自民党政府は、そんな垂れ流しをやっていたんだ。

ま、この機会に、引っ越しだと思って、いる、いらないをしっかり分けて、不要なもの、無駄なものはきっちり廃止してもらいましょうか。外野や野次馬は、いろいろと罵声を浴びせるものです。とりあえず思いっきり削ってから、また考えればいいのだから。しかし、なんでこんな見直し、いままでやっていなかったんだろう。なれ合いというのは、一番無駄が多いから。