おでん、はじめました。


やっとこさ、今年のおでんの幕開け。今年は、去年より遅いような、と思って調べてみると、去年は11月2日におでんをはじめていた。毎年、寒いと感じる頃におでんを始めるものだから、そういう意味では今年はまだまだ暖かいのかもしれないね。

昼前から妻が大きなお鍋に、昆布を2枚入れて湯を沸かしてくれた。さっそく私は大根の桂剥きに取りかかる。ここで妻が、大根の白い方の皮を残してね、という。すると妻はその大根の皮を千切りにして塩もみした。そしてかつお節をまぶしてお昼の一品。醤油をたらしていただく。コリコリと大根の皮の歯ごたえが心地良く、かつお節と交わってなかなかうまい。捨てる部分がこんな風に食べられるなんて、意外でした。作り方は、また改めて。

おっと、おでんでした。で、その大根を次々に放り込み、つづいて牛スジ肉をドバッと放り込む。先日の買物で、最初に言ったスーパーでスジ肉を買い損ねた。妻と店内に入り、まずこんにゃくから。そのコーナーにいた先客2人連れ。男性60代、女性50代。女性は片手にリストのようなプリントした紙を持ち、カートのカゴに次々とこんにゃくを入れていく。こんにゃくだけで、カゴがいっぱい。やな予感がして精肉コーナーの牛スジの棚を見ると、牛スジだけがからっぽ。その先に、牛スジをいっぱい入れたカートを発見。なんだなんだ。とにかく、急ごう。次は竹輪を1袋ゲット。するとこんにゃくの2人連れが来て、竹輪がこれだけしかない、と嘆いている。まだ、40〜50袋はあるのに。こんにゃくの量から考えると、100以上は欲しかったんだね。レジで、そんな人々が3組いた。手分けしておでん材料の買い出しみたい。町内会か小学校のイベントかな。ごくろうさま。おかげで、私たちは買えなかった牛スジを、別の店で買う羽目に。

とまあ、そんな牛スジでした。ついでに骨付きもも肉も入れる。これは犬の陸のため。骨が好きだからね。ここで、1時間ほど煮て灰汁をたっぷりと出す。しゃもじに薄口醤油3、みりん5杯投入。それから竹輪、こぼうてん、野菜天、はんぺん、餅入りきんちゃく、卵、厚揚げ、ウインナー。初登場は、はもてん。妻が大好きらしい。偶然先ほどのお店で見つけました。

そんなわけで、本番の夕食前に、もう一煮立ち。ここで、がんもどきを入れるの忘れたことに気が付く。そう、がんもは妻の手作り。あ〜あ、食べ頃は明日ですね。味付けは、ちょっと薄目なんだけど、明日も明後日もおでんは続きます。私が作るんだから、文句はいわせない。今日もそれなりに、おいしかったけど、明日は食べ頃がんもに、とろとろになった牛スジがもっと柔らかくおいしくなる。我が家は、カレーと同じで、だんだんおいしくなるおでんなのです。




市橋容疑者を雇った会社が契約解除被害。
市橋容疑者を雇って、それから通報した大阪府茨木市の建設会社が、一部の取引先から、そのような男が勤務している会社とは取引できないと、契約解除されているらしい。社内では、勇気を持って通報したとしている。しかし、雇い入れる状況で、何故しっかりと身元を確認していなかったのか。

はっきり言って、このような建設会社が、犯罪容疑者の潜伏先になっては困るのだ。免許証、住民票、または離職票など、身元が確認できるものを、なんでしっかりとチェックしてなかったのか。まさか、真面目に働くあの人が、指名手配だなんて、じゃ〜済まされないことだ。

だから、そんないいかげんな手続きで偽名を名乗る者を雇い入れる会社などは、言語道断。建設会社というのは、公共事業であれば上から下へと流れる。つまり大手ゼネコン。一次下請。さらにそれを請け負う二次下請。さらには三次下請と延々下に流れていく。

もしこの茨木市の建設会社が、そういった大手ゼネコンやその下請から仕事を受けていたなら、そんな社員を雇った建設会社の責任は、さらに上にのぼり大手ゼネコンにもあるはずだ。その公共事業にはどんな会社の誰と誰が着手したのか。その技術は確かなのか。完成度は完璧なのか。そういったチェック体制が必要だと思う。

万が一の手抜き工事があって、もしくは工事ミスがあって、あとで被害が出たとき、責任の所在はどこにある。なんてことになる。だから得体の知れぬ作業員を使うと、結局はそれらの作業も、完成した物体も危ういものになるかもしれない。

また身元のあやしい人間を雇い入れる会社は、賃金もそれなりに抑えていることだろう。あやしい人間だから安い賃金で雇うことができる、では困るのだ。それは不法滞在者を雇い入れる会社も同じことだろう。企業の信用度や信頼度を考えれるならば、公明正大に従業員の身元確認をおこなって欲しい。それが犯罪を抑制することにもなる、犯罪の早期解決にも繋がるのだ。