見ていて飽きない、秋の空。


こんなに秋の空が、多彩な表情を見せるって、今まで考えたこともなかった。それほど、秋の空というより、秋の雲って様々な模様を作るんですね。

そりゃ〜、同じ形の雲は、二つとない。よくある鱗雲だって、そのひとつひとつはすべて形が違う。当たり前だけど。

フォトショップに雲模様ってフィルターがあるんだけど、確かに同じ雲模様の形は出てこない。でも自然が織りなす文様ってダイナミックで、雲の場合はそれが少しずつ時間と共に変化して、ちょっと時間が経つと違った表情を見せるから、秋の雲模様は、見ているだけで楽しいね。

こんなことを感じたのは、奈良へ帰ってきてからだねえ。東京にいたときも、秋の空はいいねえ、と思ったけれど、都心なんかにいるとビル群が空を無惨にも切り取って、断片でしか空は見えない。

大分にいたときも空は広かったんだけど、製鉄所が近くにあったから、雲というより、煙突から吐き出る白煙の方が気になっていたかもしれない。奈良は煙突の煙もなく、ビル群もなく、山は遠く、確かに空は広い。明日の空は、どんな表情を見せるか。秋の楽しみのひとつになりました。


安いで長持ちするのか、ドンキの690円ジーンズ。
今年の2月に、西友が中国の工場に生産を委託して1470円ジーンズを発売。3月にはユニクロジーユーが生産をカンボジアに移して990円ジーンズを発売。今度は西友が生産をバングラデシュに移して850円ジーンズを発売。縫製は悪くないが生地が薄いという。

そしてとうとうドン・キホーテが690円のジーンズを発売した。格安ジーンズは西友から始まって、半額以下となったわけだ。今度は、どこの国で作っているのだろうか。その生産地や生地の種類などは明らかになっていないが、ドンキホーテの場合は、なんだかあやしいものがありますね。

ところでユニクロファーストリテイリング柳井社長が、格安ジーンズはたまに履くから楽しいはず、なんて語っているとか。50代オヤジの私は、ジーンズをしょっちゅう履いている。私にとって、ジーンズはファッションではなく、作業着なのだ。だから、簡単に破けたり綻びたりしたら困るのだ。

さらに、洗濯して色落ちする可能性も指摘されている。こんなものは、危なっかしくて使えないだろうが。一緒に洗って、他の衣類が染まってしまったら、台無しだ。柳井社長が言うように、たまに履くことを想定しているならば、おそらくどこの格安ジーンズも長持ちはしない。

単純に考えて、100回履いてダメになる690円ジーンズと、1000回履いてダメになる6900円ジーンズ。履く回数に対する費用は同じだ。でも690円ジーンズは、1000回履けば10本が必要。つまり10本のゴミが貯まることになる。ジーンズの格安戦争は、日本にゴミを増やすだけになるような気がする。