妻の一人散歩。


をさせることにした。事の発端は、妻が胃が痛いという。10日くらい前から、妻は頻尿の症状が出た。1時間に1回くらいでトイレに行きたくなると言う。そこで、妻の友達が、頻尿に効く薬を送ってきてくれた。それを飲み続けていると、かなり症状は治まった。

そして今日は、突然に胃が痛むことがあるという。最近、妻は時々ゲップに悩まされている。おそらく逆流性食道炎だと思う。妻は、昼間はよく寝ころんでテレビを見ていることが多い。横には、座椅子や椅子もあるのだが、どうも座り心地が良くないらしくて、それでついつい横になるのだという。これじゃ、ますます胃に良くない。

そこで、ゴロンと横になるのなら散歩に行って来たらどうだ、と私は妻に提案した。妻は、どうも目的のない散歩は嫌いらしい。私の父親も、そんなことを言っていた。私は、かつて東京でひとり暮らしをしていたときは、よく目的のない散歩をしたものだ。すると、様々の光景というか、東京ならではの変化に出逢う。あれっ、確かに家があったはずなのに、更地になっている。畑が潰されて、家が建っている。マンション工事が始まった。店が閉まった。新しいお店ができた。そんな具合に変化を感じるのだ。建物ばかりで、味気ないけど。

東京は公園も多いのだけれど、やはり人工的に開拓されたものは味気なくてね。大分にいたときは、車でちょっと走れば、里山のような場所はいっぱいあった。この奈良でも、そんな場所はある。今日は天気もいいし、陸を連れて行かないで1人での散歩も、いいではないかと、妻を送り出した。

あれっ、30分で帰ってきた。ま、顔は結構赤くなっているから、一所懸命歩いたんだろう。で、妻のおみやげがなんと、あけび。雑木林の通り道に、あけびがなっていたそうな。へえ〜、所々にそんな場所があるとは聞いていたけど、ほんとにあったんだね。これを機会に、もっと軽い運動を続ければいいのだけれど。1人の散歩は、いろいろな発見があるものだ。奈良って、いろんな自然があるもんだ。


太陽光発電の悪質なセールス増加。
テレビのニュースで、太陽光発電の販売セールス上でトラブルが多発しているという。補助金や売電をセールストークにして手を変え品を変え、悪質な勧誘方法が出てきている。特に訪問販売でのトラブルが急増。補助金の対象でない製品を補助金が受けられると説明する場合が多い。完全な悪質販売だ。

政府補助金は、設置費用で1キロワットあたり70万円以下で支給となる。平均的な一戸建てでは発電量が3.8キロワットで設置費用は280万円以下が補助金適用の目安となるのだ。売電によるコスト回収は10年以上が必要となる。

最良の購入方法は、複数のメーカーや販売会社から提案を貰って、設置図面、見積もり、発電と経済シミュレーションを照らし合わせて検討することが大切。自分のライフスタイルの合ったものをじっくりと選んでほしいと専門家は指摘する。

かつて太陽熱の給湯装置でトラブルが多かった。強引なセールスマンが、高齢者世帯を狙って100万円を超える装置を売りつけたという。私が以前住んだ大分の地で、屋根の上に給湯装置を乗せた家が多かった。それも古い家ほどよく見られた。強引なセールスで売りつけられたんだろうな。そんなかつてのセールスマンが、今度は太陽光発電に手を出しているのだろう。高齢者の方、特にご注意ください。

そもそも太陽光発電って、直流電力の発電であって、それを交流に戻して、またアダプターで直流にしたりして、エネルギーロスが多いと思うんだけど。直流電源は、テレビやパソコン、電気自動車の充電などでストレートに使えるはずだから、もっとロスのない効率的な交流と直流の配電システムを家庭内や施設内でも作る必要があると思うんだけど。